基本情報技術者試験について

Question

基本情報技術者試験について私は、現在初級シスアドを持っています。
ですので、基本情報技術者試験の午後の選択問題を
選ぶ際、これに関係したものを選びたいのですが、
どれがいいと思いますか？

選択問題についてはいろいろな書かれ方がしていて
あまりわかりません。
ある参考書にはネットワークが選べると書いていましたけど、
他の教科書には載っていなかったり・・・

Answer 1

基本情報の午後試験の問１～７は、ハードウェア・ソフトウェア・データベース・ネッ
トワーク・セキュリティ等のテクノロジ系（情報技術）と言われる分野から４問と、
ソフトウェア設計、マネジメント系（開発管理）、ストラテジ系（経営戦略）と言われ
る分野から１問づつ出題の計７問中５問を選択解答します。（各々１２点×５問）

問８「データ構造とアルゴリズム」は必須解答、問９～１３のソフトウェア開発（プロ
グラム言語）は、C,COBOL,Java,CASLIIに、（今回から選択問題に加わる）表計
算から１問づつ出題の計５問中１問を選択解答します。（各々２０点×２問）
以上の公式情報は、試験主催者のWebサイト等で確認できます。

以前から基本情報を学習して来た人、テクノロジ系の学習が主の人などは、問１
～７から（ソフトウェア設計を含めた）テクノロジ系と、問９～１３の従来の言語を
選択すれば済むと思います。
ハード・ソフト・ＤＢ・ネット・セキュリティ等の出題は、以前の基本情報の問１～３
とほぼ同レベルになると思います。
また、ソフトウェア設計（旧５問目）は、以前は２０点問題でしたが新.１２点になる
ので若干易しくなると思われます。

問８の必須解答問題は、擬似言語（旧.問４）が考えられますが、難易度は未知数です。
従来のレベルなら、合格の分かれ目になるでしょう。

問９～１３のソフトウェア開発は、以前は言語を選択して２題解答する必要があり、
１０点問題と、２０点問題があり難易度に差がありましたが、これも難易度は未知数です。
ただ、新たに選択できる表計算は、関数やセル参照の問題で初級シスアド以上の
レベルの問題は出題し難いと言われてますので、表計算以外の言語もレベルを上
げれないのではないかと思います。

※
初級シスアド合格者は、問１～７のうちマネジメント系、ストラテジ系と言われる分
野からの出題は、かなり得点源となると思いますが、この２問を選択しても３問は
テクノロジ系の分野から選択解答する必要があります。
ただソフトウェア設計以外のテクノロジ系で、特にＤＢ・ネット・セキュリティ等の問
題は、初級シスアドでも出題されるので、これに基本情報の過去問を加味して
学習すると良いでしょう。

また、問９～１３のうち表計算も初級シスアドで出題されますので、対応として難
しいのは問８「データ構造とアルゴリズム」（擬似言語と予想）です。
確り学習して得意分野にしておくに越したことはないのですが、基本情報不合格
者の多くは擬似言語（旧.問４）、設計（旧.問５）、言語（旧.問６）を苦手にして
ますので、（今回からは、必須解答の擬似言語が合格の分かれ目になると思いますが、）
得意分野にしておくか、苦手としたため２０点が捨て問題となり、残りの８０点満
点で合格点（６０点）を狙うことになるでしょう。

あと、マネジメント系からの出題は、初級シスアドのＰＥＲＴ図（アローダイアグラ
ム）やガントチャートのような開発工程管理の問題があるのかなと思います。

Answer 2

プログラム言語を全く知らない場合は
表計算で行くのはどうでしょうか？
初級シスアドの知識を活かせますよ！

ちなみに21年春から表計算が選べるようになります！