回答終了
ジャーナリストについてお聞きしたいにですが、ジャーナリストというのはどのような企業に属しているのですか?もしくは必要に応じて取材などをする独立した仕事なんですか? ジャーナリストになるための資格や必要な資格などはありますか?給与などはどのように変化しますか?この仕事で厳しいことや、大変な事などは何でしょう?
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ジャーナリストとは、 たくさんの人と会ったり、資料を調べたりして、 あまり知られていない事実を掘り起こし、 その事実の積み重ねによって、 私たちが生きている現代社会の在り方や問題点を、 世の中に問いかける仕事をしている人々です。 ジャーナリストのスタート地点は、おおむね 新聞やテレビ、雑誌などの記者になり、 事実を掘り起こすための取材のイロハを学ぶこと。 若いうちに、 「相手の発言が事実かどうか確認しなければならない」 「できるだけたくさんの話を聞かなきゃいけない」 「政治家や官僚など権力側の発信は、絶対に丸呑みするな」 などの基本を叩き込まれます。 失敗を先輩や上司にフォローしてもらいながら、 一人前の記者になっていきます。 そこでスクープを連発したり、 質の高いルポルタージュを送り出したりする 優秀な記者は、 新聞社やテレビ局や雑誌社の会社員であっても、 「ジャーナリスト」と呼ばれ、 業界内で評価されるようになります。 ただし、そういう優秀な記者でも、 会社員でいる限りは、組織の都合によって、 自分が問題意識を持っている分野の取材ができず、 別の仕事に回されたりします。 あるいは、出世して、取材現場から外れることもあります。 それでも、どうしても、 自分のやりたいテーマを現場で追い続けたい記者は、 新聞社やテレビ局や雑誌社を退社して、 フリーランスとなって、 やりたいテーマを追いかけることになります。 こうなると、 「○○新聞社記者」という名刺は使えませんから、 「ジャーナリスト」と名乗るしかありません。 彼らは、 新聞社やテレビ局や雑誌社の会社員でいる限りは、 かなりの高給取りです。 しかし、会社を辞めてしまうと、 自分の筆一本で生計を立てなければなりません。 それができる高い能力を持っている人が、 フリーのジャーナリストになるんです。 では、質問にお答えします。 >ジャーナリストというのはどのような企業に属しているのですか? →「ジャーナリスト」というのは、ある意味、 仕事ができる優秀な記者に対する称号です。 新聞社、テレビ局、雑誌社の会社員である場合もあるし、 フリーランスの場合もあります。 >もしくは必要に応じて取材などをする独立した仕事なんですか? →フリーランスの場合は、「独立した仕事」になります。 ただし、「必要に応じて」というのはちょっと違います。 フリーランスのジャーナリストの場合は、 取材したいテーマを、常にたくさん持っているからです。 >ジャーナリストになるための資格や必要な資格などはありますか? →ありません。 ただし、必要な資質や能力はあります。 ■現代社会の在り方への鋭い関心 ■あらゆる人間の立場を想像できる広い視野 ■不正や不平等を見過ごさない倫理感 ■複雑な事象から問題点を抽出できる高い知的能力 ■基本的人権や報道の自由についての敏感な感性 ■権力の在り方を常に逆照射しようとする立ち位置 ■事実を掘り起こすための粘り強い努力と根気 ■どんな人にも会おうとするフットワークの軽さ …などなど。 >給与などはどのように変化しますか? →新聞社、テレビ局、雑誌者などの会社員でいる限りは、 高給取りです。 ただし、労働時間が長い激務であり、 いつ呼び出されるか分からない仕事なので、 高給であっても、割に合わないと思うかもしれません。 フリーランスであれば、 いくら稼ぐかは本人の能力次第。 会社員ではないので、働き方は自分で決められます。 >この仕事で厳しいことや、大変な事などは何でしょう? 取材が思うように進まないこと、でしょうね。 どうしても会うべき人に会ってもらえない、とか、 昔の資料が見つからない、とか、 権力者に取材を阻まれた、とか。 でも、そんな困難に妥協せず、突破口を見出すのが、 ジャーナリストと呼ばれる優秀な記者です。
ジャーナリストは、基本的には新聞社・テレビ局・雑誌社・通信社などに 所属しています。 またそこで修業をして、独立してフリーランスとして活躍する人もいます。 新聞社やテレビ局・通信社などの場合 一流企業ですからかなりの高給取りになりますね。
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