京繊の就職が強いと言われるのは、工科系単科大学だからです。大手就職率は理系が文系より強いので、大学平均では工科系単科大学が総合大学より有利です。 理工系学部に関して比較すれば、京繊が広島や大阪市立に勝る訳ではありません。この中では広島が最も強いでしょう。 自動車、電機、家電などへの就職者数で比較すると、京繊は人数が少ないですが、それは学生数が国立の中でも特に少ないからです。 京都工芸繊維大学の工芸は建築系、繊維工学は現在の応用化学であり、実際、一級建築士の輩出率は高く、意匠にも強く、化学バイオ系も強い傾向がありますが、これらの学科から自動車、電機、家電などへの就職は少ないです。自動車、電機、家電などは、機電系(機械、電気電子)学科からの就職がメインですが、それら学科定員は、 広島:240>市立:146=京繊:147 となり、さらに広島、市立には理学部の物理学科や化学科からも多少は就職しますし、法学部、経済学部などの事務系就職も少数ですが追加されます。 そのような訳で京繊は人数が少なくなり、ゼロではなくても、ランキングでは圏外で掲載されなくなるのでしょう。 どちらでも機械系、電気電子系の就職は強いので問題ありませんが、機械系、電気電子系なら広島の方が選ばれる傾向にありますね。
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