解決済み
「熊撃つのはかわいそう」「撃ったら処罰」との風潮をどう思うか? 経験30年超のベテランハンター池上氏 (71) が突如、北海道 公安委員会に鳥獣保護法・銃刀法違反で、銃4挺を没収された。事件以降、猟友会は砂川支部内(2市2町)で銃の使用を控えた。 昨年8月、砂川市内の住宅近くにヒグマが出たため、市と 警察官立ち会いのもと、クマを射殺したことが違反だと言う。 猟友会側は「警察や市職員に有害獣駆除の資格がないため、善意で 協力してきた。もうやってられない」「クマは嫌いじゃないし、 できるなら撃ちたくない。人間に危害が及びそうになって初めて、 役所の要請で引き金を引くんです」という。 警察は池上さんの自宅を捜索、携帯電話の通信記録なども調べた。 その後、書類送検。道は「違法性が認められず、免許を維持」、 砂川市は池上さんを鳥獣対策隊員に任命し、今も信頼する。 それでも銃は戻ってこない。市によるとヒグマの目撃情報は 3倍のペースだと言う。 市の要請で撃ったにもかかわらず、処罰する警察をどう思われ ますか。また「住居や学校の前に来た熊を撃つのはかわいそう」 という批判に応え、今後猟友会は何が起きても一切撃たず、 猟友会批判の市民や警察に一任すべきでしょうか。 ※引用元:ヤフーニュース(弁護士ドットコム) https://news.yahoo.co.jp/articles/a5d6b7f978cc9dc5f4bc3d0c3c0ed7895046ff42?page=1
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>「熊撃つのはかわいそう」「撃ったら処罰」との風潮をどう思うか? どんな問題にも共通することですが、問題を切り取る段階(レベル)次第で結論は変わるものです。 北海道のヒグマ対策については、道庁が「ヒグマ保護管理」を策定したのはH29年のことであり、行政としての対策の研究は3年前に始まったばかりなのです。 実社会が対策が出来ていないのですから、対応が後手に回り「その場の対処」になってしまうのは現段階では仕方がないのです。 ヒグマ(グリズリー)は非常に頭が良い動物で、アメリカやスウェーデンではヒグマと人間の共生が実現しています。 しかし、何も対策が取られていないので、目の前にヒグマが現れたら駆除するしかないのが現在の日本の状況です。 ヒグマと人間が共生するためには教育(事実の認識)が最も重要で、知床の一部では「人間とヒグマの共生」が実現されています。 知床岬の先端部には番小屋があり、秋のサケ漁に備えて準備がされています。 番屋の周囲にヒグマが近づきますが、漁具をいたずらするヒグマには頭領の大瀬初三郎さんが「コラッ」と一括するとヒグマは怒られた子供のようにすごすごと逃げて行きます。知床では「お互いに干渉しない」不文律がヒグマと漁師の間で成立しているのです。 理想的には人間界とヒグマの生息地との境界に200m程度の手入れされた空間が必要ですが、実現するためには数十年から百年の時間をかけて市街地作りを行うことが必要です。 その間は教育とその場での対応しかないのです。 公安委員会の猟銃の没収も「日本の縦割り行政の悪影響」が表に出ただけのことであり、公務員改革を実施しなければ解決でき無い問題なのです。 猟銃に限らず、「森友問題」などの政治問題でも官僚の縦割り行政が日本社会に悪い影響を与えています。(さらに言えば年功序列の制度から実力主義の制度への変換が現在検討されているのです。) 政治も問題には気が付いており、二十数年前から国会で審議されています。 「公務員改革」は徐々に進んでいるのですが、制度改革のために必要不可欠な「公務員定年延長」は野党と芸能人のツイッターの反対で廃案になってしまい遅延することになりました。 それが現在の日本の現実です。
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いつもお世話になっております。 前者は熊と共存したり射殺に頼らない熊対策で駆除することがどれだけ困難か考えず叫んでいるように思います。 後者は熊の相談をするときにそういうことによほど慣れてないとそういうことを担当している方にたどり着くことに結構苦労させられることを考えると複雑です。 (警察についてもそうかまでは詳しくありませんが) 組織が縦割りでそういうことに直接従事する人以外には他人事であるように思います。 その実職場を離れたところでは熊に会う人もいるかもしれませんが。 そして組織の悪いところに熊を駆除射殺する資格を取ってもそれからもその仕事をするとは限りません。 資格を取る努力をするゆとり自体無いとは思いたくありませんが。 話は多少脱線しますがこういうことも政策立案がノンキャリアのことを考えておらず、更にそういうことを民間とかに任せようとしていることも関係してそうです。森友加計にしてもそういう争いが背景という声も。
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警察が何もしないから猟友会が仕方がなくやるのに 市が警察と連絡と報告忘れをしたからかと思う 銃は返却するべきと思う
2人が参考になると回答しました
いつもお世話になっております。 前者(クマかわいそう)はともかく、後者(撃ったら処罰)については議論の余地があるだろうと思います。 何故なら警察・公安と道・市の対応が割れているからです。要は行政の立場によって判断が違うということで、今まで曖昧にしてきた部分があったということでしょう。 であれば、今回を契機に猟友会も交えて行政間で擦り合わせをするべきだろうと思います。猟友会によるハンター業務を禁じるのか、市民に自衛させるのか、警察にいわゆる狩猟部隊を作るのか。あるいは全く別の手段を整備するのか。そこは単純な「警察=悪」論ではなく、冷静に話し合うべきです。 そして私が疑問に思うのは、どうして後になって警察・公安が出てきたのか、ということです。詳細はわかりかねますが、30年超もハンターの仕事をしてきて今さら警察・公安が自発的に動くというのは考えにくいように思えます。 どうして今さら警察・公安が動いたのか。実は以前から問題視していたのか、あるいは今回に限った特別な事情があったのか…。個人的には、そこに問題の根幹が潜んでいるように思います 。
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