放送大学について質問です。 ご閲覧ありがとうございます。 現在、保育士として働いていますが、仕事上子どもや保護者…

Question

放送大学について質問です。
ご閲覧ありがとうございます。

現在、保育士として働いていますが、仕事上子どもや保護者の心に寄り添う機会が多く、専門的に相談に乗るためには心理士の資格がある方がよいと考え、資格取得を検討しています。そこで調べたところ、大学に通わなくても単位取得ができる放送大学がヒットしました。
そこで質問です。

●公認心理師or臨床心理士になるために必要な単位は何年で取れるのか
●心理学の必要単位を得、保育園で２年働くと、受験資格が得られるというのは本当か

ということです。

ちなみに、大学は四大でした。教育学部でしたが、いくつか心理学の単位も取っています。資格は幼稚園一種免許、保育士資格を持っています。

Answer 1

＞大学に通わなくても単位修得ができる放送大学がヒットしました。

＞●公認心理師or臨床心理士になるために必要な単位は何年で取れるのか

☆放送大学では、

「公認心理師必修科目27科目52単位のうち、
心理演習と心理実習（校外実習）の2科目を履修登録できるのは、
毎年30名まで」

・・・という、
履修可能人数制限を実施していますので、

→履修可能者選抜試験を受験し、

万が一、不合格となった場合は、
心理演習と心理実習（校外実習）の2科目を履修することができないため、

その場合、
放送大学を卒業しても、
公認心理師国家試験受験資格を取得することができず、

公認心理師国家試験を受験することができません・・・・・。

＞教育学部でしたが、いくつか心理学の単位も取っています。

※放送大学編入後に、

放送大学で、公認心理師必修科目27科目を全て履修し、52単位全て修得する必要があります。

→前の大学で修得した、心理学の単位を、
公認心理師必修科目の単位として利用・使用することは、

できません。

https://www.ouj.ac.jp/hp/purpose/sikaku/psychology/kounin/05.html

＞●心理学の必要単位を得、保育園で２年働くと、受験資格が得られるというのは本当か

一切受験できません。

☆大学心理学科卒での受験を希望する場合、

厚生労働省が、公認心理師養成施設として認可・許可したカウンセリングセンター・カウンセリング研究所などのカウンセラーとして勤務する必要がありますが、

「公認心理師養成施設として認可・許可してほしい！！」と、申し出て、
許可・認可されたカウンセリングセンター・カウンセリング研究所は、

北海道から沖縄までの、日本全国でも、
たったのわずか＜8施設＞（8カ所）しかありません。

→特に、
病院やクリニックの場合は、

求人募集も、
「1人退職者が出たため、新しい方を1人募集します」といった欠員募集のみなので、

ややもすると、
5年や10年近く、全く募集がない。

・・・といった、悲惨なことになる可能性も、
十分ありえます。

※＜8施設＞（8カ所）以外の、公認心理師養成施設として一切認可・許可されていないカウンセリングセンター・カウンセリング研究所などのカウンセラーとして勤務した場合は、

5年・10年・30年と働いても、
公認心理師国家試験は、一切受験できません。

→そのため、

最悪の場合は、

（例）
「4年制大学心理学科を卒業したあと、
あっという間に10年たちましたが、

心理カウンセラーとして雇ってくれるところがなく、勤務経験を積むことができなかったので、
公認心理師国家試験を受験することができず、

いまだに、公認心理師資格はとれてません・・・・（泣）」

・・・といった、

大変残念でむなしい悲惨なことにも、
なりかねませんが・・・、

→もし、
そうなっても、大丈夫ですか？

※そのため、

大学院への進学は、ほぼ必須。

・・・と、
お考え下さい。

Answer 2

学部の3年に編入して大学院に行くと最短で計4年かかります。
しかし現実的には学部を2年で卒業するのは厳しいようです。
https://echool.tachibana-u.ac.jp/course/lp_qualification.html

また公認心理師に必要な必要単位を得たあとに大学院でなく実務経験で受験資格を得たい場合は、現時点では保育園で働いても受験資格は得られません。

現時点では全国に8箇所だけしか認められた施設はありません。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000210738.html

ですから、大学卒業後に大学院進学が現実的かと思います。

また通信制大学であってもスクーリングや実習を受けるためにまとまった休みを取る必要があると思いますので、よく調べた方がよいと思います。