例えば設計事務所やゼネコンの設計部で、ビルの意匠設計をするとします。 すると、下記のような仕事が出てきます。 ・施主との打ち合わせ 施主がどのような建物にしたいか、何度も打ち合わせして決めていかなければなりません。 技術者として、自分はこうしたい、けれども施主はこうしたい。矛盾したら、落としどころを見つけないといけません。 また、施主が素人だと無理難題を言ってきたりします。わかりやすく説明して、それはできないとか、こうだったらできるとか、いくらかかるとか、どのくらい日程が延びるとか、提示しないといけません。 ・他分野との打ち合わせ 構造や設備の設計担当者と、納まりについて議論しながら決めていかなければなりません。 ・現場との打ち合わせ ここはデザインをこだわったところだから、作りにくいかもしれないけど何とかやってくれとか、時間なくてきついけど何とかお願いしますとか、ここの納まりが全然分からないから現場の方の意見も欲しいとか・・・・そういう話を所員とします。 実際問題、現場の所員と飲みに行ったりとか結構あります。そこで現場といかに仲良くなれるかが、仕事に直結してしまうような事も現実あります。 そんな感じで、設計を担当するとすれば、コミュ力が必要です。 ただ建築士と言っても、その資格を持っている人が勤める職種は色々あるので、あくまで一例です。
建築士の資格をとっても色々な仕事がありますが(一級の受験に使える実務経験にカウントされる仕事)、戸建て住宅の設計をする人だとしたら、お客さんの前に出せる程度の敬語や失言をしない事は必須ですね。あとはお客さんの希望を図面に反映できるか(家事をしながら赤ちゃんを見なきゃいけないと言われたとして、家事をしながら窓から赤ちゃんが見えるように窓つけましたでは怒られますし、赤ちゃんは成長して小学生になって宿題やったりしますから更に何かも欲しいとか)、お客さんに建築基準法に適合するが社内的に受けられない希望を出された場合にうまいこと説明して納得してもらえるか、などは必要になってきます。 できれば、下の立場になる人に仕事を頼む時に気持ちよく引き受けて貰える言い方や社内で好かれるようにしておくとすごくやりやすくなります。嫌われてしまえばうまくいかない事も増えます。 ちなみに私は戸建ての設計ではないのですが、一級の受験資格にカウントされる見込みです。周りはコミュ障みたいな人達が多いと言うか大人しい人が多いけどいい人が多いです。休み時間は無言です。それ耐えれる人しかいませんが。
>建築士はコミュニケーション能力が高くないとダメだと聞き、少し不安です。 というか相手に説明する能力です。 会話するコミュニケーション能力ではなくて、相手にうまく説明する能力です。 相手にうまく説明する能力は持って生まれたものよりも、事前準備でどうとでもなるので、そんなに気にしなくても大丈夫かと思います。 キャバクラやホストじゃないので、コミュ力なんて問われないです。
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