もうすぐ看護実習が始まるのですが先輩方に陰部洗浄はどの患者も必ずやるよと言われました。 逆にに陰部洗浄の必要が無い患者…

Question

もうすぐ看護実習が始まるのですが先輩方に陰部洗浄はどの患者も必ずやるよと言われました。
逆にに陰部洗浄の必要が無い患者はどういった方なのでしょうか？
詳しく例を教えていただけると助かります

Answer 1

陰部洗浄の必要の無い患者さん…

○自立で歩けて、入浴許可が出された患者さんです。

陰部洗浄が必要な患者さんは…
＊オムツにて排泄される方。
＊尿道にカテーテル(バルーン)挿入されている方。
＊ポータブルトイレ使用で、入浴許可がおりない方です。

私は介護福祉士で、看護助手をしています。
エプロン→グローブを二枚重ねの順に装着し、ビニール袋に陰洗ボトルを入れて、コットンと汚染物を入れるビニール袋を持参して、患者さんの病室へ行きます。

朝なら…
○○さん、おはようございます。
今から、お下(おしも)を綺麗にさせて頂きますね。と、お伝えします。

次に、オムツ(2枚)、パット(1枚)、お尻拭き(ウェットティッシュタイプ)などの準備をします。
(私は、丸椅子に置かせて頂きます。)

(陰洗ボトル、ビニール袋は、ベッドの足元側に置く。)

次に、ベッドを水平にします。
頭を上げている患者さんには、多少、頭を上げて水平にはしません。
＊水平にしてはいけない患者さんもいます！ご留意下さいね。

次に「お布団を外しますね。」と言って、お布団を三つ折りにする様に畳みます。
中に、グチャグチャに丸める看護師が居ますが、雑な扱いは嫌ですね。

次に、クッション、または、体交マクラをしている方は、それを外します。
足元に置きます。
私は、三つ折りにした布団に挟みます。(落ちない。)

次に、新しいオムツを広げて、パットを合わせてセットしておく。
お布団の上に置く。

汚染物を入れるビニール袋の口元を外側に折って、口元を広げて置きます。

ウェットティッシュの蓋を開けておく。

ズボン→オムツを外す。
排便がされていたら、排除し、陰部に付着した便を拭います。
ペーパーで拭いたり、ウェットティッシュを拭くかは、便の状態によります。

オムツまで、便、尿汚染されていたら、新しいオムツで陰部洗浄用として使用します。
(ですから、オムツ二枚用意します。
使用しない時は、元の位置に戻すだけ。)

汚染物を折り畳み、新しいオムツをお尻に入れ、患者さんを側臥位にしながら、汚染物を外し、新しいオムツを敷く。

汚染物をビニール袋に入れたら、グローブを外し、手指消毒をします。

陰部洗浄。
上から下へ、広げて、コットンで汚れを落とす。
ウェットティッシュは、ボトルを持った方で取り出して、持ち変えて拭います。
側臥位にして、肛門を洗い流す。
ウェットティッシュは、ボトルを持った方の手で取り、持ち変えて拭います。
＊ボトルの持ち手は変えない事！

汚染物を最初にやった要領で、セットしておいたオムツと交換します。

陰部に出来た発赤など、チェックします。
カサカサお尻の患者さんには、プロペト、ヒルドイドなどの保湿クリームがあれば、塗布します。

オムツを留めて、ズボンを上げて、上の服の背中を伸ばして、シーツを伸ばして整える。

マクラの位置が下がっている様なら、患者さんを上に上げる。
両膝を立てて頂き、右手を首下から右脇に通し、左手を患者さんの左脇に通して、上体を上げながら上へ引く。

両膝が立たない方は、二人体制で上にあげます。

私の勤務する病棟は、体格の良い患者さん、容態の良くない患者さん以外は、一人で排泄介助に当たります。

別の病棟は、完全に二人体制で排泄介助に当たります。
この様な点からもやり方は変わりますが、何しろ、下準備、声掛け、手指消毒、観察が重要ですので、ご留意下さいね。

排泄介助は慣れです。(笑)

因みに、グローブが必要になった時、患者さんから離れる時は、必ずティッシュペーパーでも、タオルでも良いので陰部に当てて隠します。
これをしない看護師が居て、正直、悲しくなります。
めちゃ、恥ずかしいですから…。
私の体験談から、嫌だった事はしません。(笑)

Answer 2

どの患者もやることはないです。ベッド上で寝たきり以外で、入浴できる人ならその必要はありません。陰部洗浄、抵抗ありますか？