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現代文の問題です。柄谷行人さんの『終焉をめぐって』 以下、問題文です。 http://get.secret.jp/pt/file/1585877474.jpeg 分からないのは赤線を引いてある部分なのですが 一般性(類)に入らないような個別性(単独性)が切り取られている。 の後に 個物が一般性に属している この2文を見比べると自分の知識では矛盾しているように見えてしまいます。 この2文はどのような繋がりがあるのか教えて下さい。 また、ここでいう一般性とは何を指しているのでしょうか? 例えも出していただければありがたいです。
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急いでいる場合は、下に例を書きましたのでそれだけご覧ください。 まずは、本文を整理させて下さい。 アレゴリーとシンボルの対比において、 アレゴリーは、抽象的な一般概念を、 別の具体的イメージ を用いて分かりやすく表現する形式のこと。 対して、シンボルは、抽象的な一般概念を、 別の具体的な事象(物、事) を用いて分かりやすく表現する形式のこと。 で、話は「アレゴリー的作家」に移ります。 「アレゴリー的作家」と書いてありますが、これを鵜呑みにしてしまうとまずい。 アレゴリーは読み手からすると 「自分の特殊的な事実を棚にあげて、一般的なものを語ろうとしている」(3段落初めから) ように見え、 「個別性にこだわっていない」 ように思えてしまうが、 「むしろその逆」と書いてあるので、 「アレゴリー(的思考)」と「アレゴリー的作家」は、対比関係にあります。(類比だと思いがち) そして、「シンボル的思考~にある。」(2段落中)より、 「アレゴリー的作家」は、「シンボル的思考」が基となっている事に注目します。 基となった「シンボル的思考」は、具体的な事象(個物)を用いるが、 アレゴリー的作家は、 「既に個物が一般性に属しているのは分かるから個物を用いることに意味がない」(自明性)ことに気付き、 彼らの作品には、固有名を切り捨てられているということです。 例えるならば 「レスリングって何?教えてよ」 「吉田沙保里がやってるやつ」 「そうじゃなくて…」 という文。 「レスリング」(抽象的な一般性) を 「吉田沙保里」(一般性に属している個物) を用いて表現する 「シンボル的思考」。 ↓[個物が一般性に属している]のは分かるから、個物を使って説明しても意味がないので[個物は切り取ろう] 「アレゴリー的作家」の作品が生まれた。 てな感じ。 他に分からないことあったらいってください。 因みに、下の問題の答え教えてもらってもいいですか?
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