アニメ業界や漫画家などは、非常に競争率が高くて厳しい所なんですか？また実力主義な場所なんですか？

Question

アニメ業界や漫画家などは、非常に競争率が高くて厳しい所なんですか？また実力主義な場所なんですか？

補足

世間の人達やアニメや声優の専門学校の学生達からは、アニメ業界といったアニメ系の職場に就く事は、憧れの職場ですがアニメ業界やアニメ系の職場はかなりブラックな職場なんですか？また非常に競争率が高い厳しい世界なんですか？

Answer 1

アニメ制作と漫画家は全くと言っていいほど違う。

漫画家は話も絵も見せ方もすべて自分でやる。
だからこそ著作権は漫画家本人にあり本が売れれば
売れただけ儲けになるが売れなければ収入はない。

アニメ制作は製作会社(メディア関係など)に依頼されて
予算を貰い制作する。売れなくても契約時の料金は
入るが売れても料金は変わらない。

例えれば漫画家は芸術家でアニメ制作は職人集団。
木工で言うと木材を使って芸術品を作るのが漫画家。
アニメ制作は木材を使って家を建てる大工。

どちらも実力主義には違いないが、漫画の場合は
単純に実力だけの問題ではない。ユーザーに求められるか
どうかが大事。芸術品を作っても買ってくれなければ
それまでだし、買うかどうかは好みの問題。
大工は家を作ってくれと頼まれて家を作り対価を得る。

競争率という点でも違うというかどちらも厳密には
競争関係にない。漫画家は限られた誌面を奪い合うと
いう点では競争かもしれないが、有名出版社の
漫画誌でなくても発表の場はあるし販売も出来る。

アニメ制作は依頼されて作るだけであって
例えばアニメーターなどは腕さえあれば仕事を
取り合う必要はない。

ブラックブラックとネットなんかでは言われるが、
アニメーターは歩合制だ。腕がなければ収入はない。
当然新人は数が上がらず収入が低いため離職率が高い。
すると辞めた人間が「ブラック」だと言い出し、
何も知らない素人はそれを鵜呑みにしブラックだと思う。

ただ、新人を育成というかある程度守る制度に
しなければ人材はいずれ先細りこのままでは破綻する。
そういう意味ではブラックであると言える。

声優はさらにまた話が違ってくる。
声優はいくら技術があろうがオーディションで
選ばれなければ仕事がない。アニメーターは
いくらいても手が足りないが、声優は一人のキャラに
一人しか必要としない。当然競争率は高い。

Answer 2

アニメは芸術だ、就職は出来ない。