某国立歯学部の者です。 大学の授業では先生方は皆、口を揃えて歯科の将来は明るいと言われます。臨床歯科の先生方にお尋ねし…

Question

某国立歯学部の者です。
大学の授業では先生方は皆、口を揃えて歯科の将来は明るいと言われます。臨床歯科の先生方にお尋ねしますが、今後の歯科は本当に大丈夫なのでしょうか。海外に比べて圧倒的に低い診療報酬のことや構造不況とも思える歯科医師数が非常に不安です。

Answer 1

開業医です

息子も国立大学歯学部ですから、某国立大学歯学部教授がそのようなことを講義で話してることは知っています

それがあまりにも行き過ぎて、逆に学生に不安をもたらしてることも知っています

教授の専門とは関係ない歯科の将来とか儲けの話ばかりし聞かされる学生はウンザリしてるようですね

国立大学歯学部の学生は賢明ですから、そんな話はチョロっとでいいです

で、その話が本当かどうか？ですが、マクロ的数字としてはそうなるようです

それと、数字だけじゃなく職種的にAIや通販で全く代替できないことも大きいです
アメリカのデータで、医療の中で最もAI化できない診療科目の一位が口腔外科という報告もあります

でも、逆に考えると、AIから遠い分野の歯科は今の若者にはつまらない仕事かもしれません
最先端AIを駆使する仕事こそやり甲斐があるでしょうから、仕事が嫌で辞めたくなる若き歯科医も出ることでしょう

低い診療報酬ですが、保険診療は公務員だと思えば収入はこんなもんです
ただ、公務員と違って自由に時短も残業もできるしバイトもできるし定年が無いし転勤も無いし子供に後継ぎさせれるし、そこがいいです

構造不況ですが、ブームが起きれば多数が群がり構造不況になる代表例なので、仕方ないです
他の診療科目では、今なら眼科がブームかな？もう少ししたら美容整形かな？
今美容整形の研修してる医師が多数いますから、彼らが独立を始めると美容整形が一気に増えて構造不況が起きるかもしれません
都内トップ国立大学医学部卒でも美容整形医になろうとしてますからね
以前ならトップエリート医師は美容整形にはなりませんでしたからね

結論としては、マクロ的には教授の言う通りですが、ミクロ的にはそうとも言えない
ミクロの詳しい事は長くなるので割愛します

Answer 2

歯科に勤務してある現実がわかってきます。
日本人は歯に対して意識がかなり低い。虫歯、歯周病があっても放置、普通に治療しない人沢山います。 歯周病なんて7割以上罹患しているのに５%しか治療しない。 ここがかなり残念。
不況になれば医科など命に関わらないから歯科には
足を運ばない。多少痛くても我慢。
アメリカなど海外ではここが違う。低い診療報酬は
歯科への評価が低い裏返し。
とは言え、普通のサラリーマンよりは安定してますよ。 大金持ちにはなれないが普通に食べてはいける。