解決済み
消防官の方や消防に詳しい方に質問です。め組の大吾のあるストーリについてです。 内容としてはしょうもない質問ですが、どうしても気になったので…。ストーリーの概要ですが、市民会館が火災になって屋根づたいに延焼が広がり、レスキュー隊が内部のある区画に要救助者とともに閉じ込められるという話があります。そこから出口に到達するには大量の放水により溜まった大きな水溜まりを越えていかないといけないのですが、そこには施設の電気ケーブルが浸かっており感電するため通れないという状況でした。 この状況は無線や中に入った消防官から外部の指揮所には伝わっています。 この後、主人公が消防車で壁を壊したり、レスキューが即席のいかだを作って大電流の海を渡ろうとしていたという話につながっていくのですが…。 この話を読んでて思ったのが、救助活動や消火活動で感電のリスクがあって危険な場合って「外部から電源を落とせばいいだけじゃないの?」ということです。さらに、電流が迷走してあちこちで電気火災が起こっていました。ますます電源を落とした方がいい状況じゃないかと。 質問は、実際にこういう状況になった場合は電源を落とすものなのかどうか、です。もし落とさないとすれば、何か理由があるのですか?消防隊は当然停電も想定して動いているでしょうから内部の照明がなくなるなんてのは理由にならないでしょうし…。
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め組の大吾に関しては漫画なんで現実的に考えなくても良いかと思います。私も元本職ですが、疑問は沢山あります。 まずご質問の内容ですが、市民ホールなどの大規模施設は家庭用とは違い大きな受電設備が必要です。 具体的な描写はありませんが最低でも6600V、おそらく66000V以上の高圧受電がされており、専用の電気室があるはずです。 あれだけの漏電がある場合、設備が地絡を判別して自動的に電源をカットします。 よってビリビリするとかはあり得ません。 なんらかの理由があり、電源が生きたままになっている場合、中の電気室で電源を遮断してから救助に向かうと思いますが、災害時には必ずしもたどり着ける訳ではありません。 外からの電源遮断ですが、可能ではありますが現実的ではありません。 負荷がぶら下がっている回路を物理的に遮断する場合、強力なアークが発生し二次災害に繋がります。地域一帯を停電にして作業するなら可能ですが、やらないでしょうね まず、第一に安全がある程度担保されなければ消防士は現場には入りません。 これは救助隊でも変わらず、危険に飛び込んでヒーローになるというような消防士はいません。(いてはいけません) 仲間を危険にし要救助者を増やすような行動はしてはいけないとしっかりと叩き込まれています。 大吾がとったポンプ車特攻はそれに反する最たる例で、そんな描写もあったと思いますがフラッシュオーバーで爆発炎上を起こし、どれほどの被害が出ていたかわかりません。
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