椙山女学園大学の人間関係学科と心理学科の

Question

椙山女学園大学の人間関係学科と心理学科の違いについて教えてください。

あと、児童福祉司の資格が取りたいのですが
どちらにも応援している資格にパンフレットに
記載されてましたのでどちらの方がいいのか教えてください。

Answer 1

心理学科は、『心理学研究法』『心理学統計法』『心理学実験』などの心理学研究の方法を学ぶ授業科目を含め、心理学を全般的・体系的に学べるカリキュラムになっています。心理学を学び、人間の心理や発達について探究する学科内容です。

人間関係学科は、社会学、社会福祉学、教育学、心理学を横断的に学べるカリキュラムになっています。人間と人間関係について多角的・多面的に探究するのに適した学科内容だと言えます。

児童福祉司は、地方公務員に採用され児童相談所勤務になって初めて意味を持つ任用資格ですが、地方公務員として児童福祉行政に携わりたい、というご希望でしょうか？ もしそのような希望なら、社会福祉学を学べ、社会福祉士資格サポートのある人間関係学科をおススメします。

地方公務員採用試験の受験区分には、行政全般に携わる「行政職」とは別に、福祉行政に専門職として携わる「福祉職」があります。児童相談所への配属は、以前は行政職からも多く配属されていましたが、子どもの貧困や児童虐待が社会問題化しており、現在は福祉職で採用した専門人材を配属する傾向にあります。

『公務員試験総合ガイド』という公務員受験生のための公務員試験情報サイトがあり、地方公務員の福祉職についても詳しく解説しているので参考にされると良いでしょう。
https://90r.jp/fukushi.htm

福祉職の場合、採用試験における専門試験の内容は社会福祉学分野から出題されるので、社会福祉学を専攻している学生の場合、元々社会福祉学を学んでいる上に、社会福祉士の国家試験の受験準備も行うのでアドバンテージがあります。

なお児童福祉司の任用資格についても、心理学科で学ぶだけでは「実務経験1年を経て任用資格を得る」ルートですが、人間関係学科に進学し卒業前に受験する国家試験に合格して社会福祉士資格を得れば、児童福祉司の任用資格も認められます。
https://matome.naver.jp/odai/2142491451658634901