半自動溶接について1.2ミリ厚のステンレスパイプの側面に、12φのステンレス丸棒を溶接したいのですが、なかなか上手く強度…

Question

半自動溶接について1.2ミリ厚のステンレスパイプの側面に、12φのステンレス丸棒を溶接したいのですが、なかなか上手く強度が出ず、取れてしまいます。ゴリ押しで盛れば強度は出ますが、パイプと丸棒なので溶接しにくく見た目が汚いです。

パイプと丸棒の溶接で、きれいに強度を出すにはどのようなコツがありますか？

Answer 1

丸棒がポロッと取れるでしょうね、腕とか機械の問題ではありません、板厚の差が大きすぎます。

「板厚の違い」すなわち熱容量の違いですから、これを近づけることが対策になります。
薄い方にバッキングメタル（銅製の裏当て金具）を当てて溶けにくくする、厚い方（太い方）を予熱して溶けやすくする。

ご質問の文章から薄い方はパイプですから裏当ては無理です。
12ｍｍの丸棒の方をカセットガスバーナーで炙っておいてから溶接されたら多少は改善されると思います。

Answer 2

薄肉溶接ですので、かなり技術がいります。

Answer 3

半自動では難しいでしょう。
丸棒をパイプに合わせて機械加工でエグリをして、密着するようにしてからＴＩＧ溶接するのが見た目も強度も良いでしょう。