第２種電気工事士の技能試験を受験しました。アウトレットボックスに金属管を取り付ける際に、ロックナットの裏表を確認しません…

Question

第２種電気工事士の技能試験を受験しました。アウトレットボックスに金属管を取り付ける際に、ロックナットの裏表を確認しませんでした。もし、間違えていたら欠陥になるのでしょうか？

Answer 1

9．金属管工事部分
9-1.構成部品（「金属管」，「ねじなしボックスコネクタ」，「ボックス」，「ロックナット」，「絶縁ブッシング」，「ねじなし絶縁ブッシング」）が正しい位置に使用されていないもの

上記はECEEの欠陥判断基準に明記されていることですが、ロックナットの向きもここに含まれると思います。どこのサイトを見ても、ロックナットの向きに注意しなさいと書いてありますね。慣れている人にとって当然のことでも、受験者にとっては初めてのことが多いと思います。

もしかしたら審査員が見落として表裏逆になっていても気付かないかもしれませんが、本来ならばロックナットの表裏は施工上大切なことです。表と裏がある以上、向きをきちんと取り付けるべきです。

残念ですが、私が審査員なら落とします。

画像は以下から拝借しました。
https://www.denkou2syu.net/tanisagyo/e19/