いい夢ですね。 あなたが大学生のうちにできることは、 できるだけたくさんの伝統工芸や特産品に触れて、 できるだけたくさんの制作や販売の現場を訪ね歩き、 自分が一生を賭けられるのはどのジャンルなのかを 見定めることです。 伝統工芸や特産品って、 一つ一つが、狭くて深い世界です。 その奥深さを追求していくことで、伝統が守られていくのです。 大学2年生の今は、漠然としか考えられないということですが、 就職活動を始める時期までに、 自分の進むべき伝統工芸のジャンルを見定めましょう。 あと1年半かけて、 今の漠然とした状態を、具体化していくのです。 今後1年半の間に、 焼き物の絵師になりたいと決めたら、製陶会社に就職すればいいし、 和紙職人になりたいと決めたら、和紙工房に弟子入りすればいいし、 西陣織に焦点を絞ったら、織り問屋に就職すればいいし。 そうですね。 「作る」側の立場を目指すか、 「売る」側の立場を目指すかも、 考えておく必要がありますね。 「作る」側はある種、才能が必要な面もあります。 ジャンルを絞らず、幅広い伝統工芸や特産品を取り扱いたいなら、 「売る」側を目指すのがいいですね。
ときどきこの種の質問に回答をし、つい最近も「将来についてです。伝統工芸品などを作る職人さんになりたいのですが」に回答をした者です そこに考え方を書いていますが、この種の憧れを知恵袋に挙げる4パターンを挙げましたが、こういう質問に回答を真摯に寄せても、返信もなく、投票にそのまま回す、そういう世界に身を置くことにまるで適性がないという人種の方がとても多いのです 京都伝統工芸専門学校で現実的に即戦力技能を身に着けその業界への就職を目指し行動し就職を果たす人は 自分を卓越したスターのような存在として、考えている人はいないと思います。 伝統工芸品を作る工程の名もない歯車となってそこのチームワークの一員になりその責務を果たしていることこそが喜びであるという謙虚な心でいます。 その品を作っていると世間で認知されているのはそれを売る老舗販売商や江戸時代から何代続くという窯元や親方などで、そこに自分が並び立つなど考えていないわけです 個人としてアーティスト指向の人は、それなりの美術芸術大学を卒業し、その後も就職の傍ら、業界で確固たる地位を持っている人の門下となり制作をつづけ、あらゆる奉仕をして、一門や属する団体での展覧会に出品をつづけ、それでようやく自分のオリジナルを認知されるようになれば、ようやく個展というものが開けるというコースをとります。 実際に百貨店の個展で必ずかかげられるパネルの経歴をごらんになられればいいと思いますが、やはりそれなりの美術工芸系大学を卒業し、美術工芸界の名の知れた重鎮に師事し、どこどこの団体に所属して、どこの展覧会で何が入賞し、作品がどこの美術館で買い上げになったかなど、経歴が華々しくものものしい人でないと、百貨店からお誘いもかからないものです。 ご自身にとって一番いいのは30歳ぐらいまでは普通の就職をして余暇時間に工芸品というものに触れて、ある工芸品に魅せられてその業界の実情を調査し その業界の歯車になってでもその工芸品と仕事で関わっていたいと、そのための待遇その他のリスクをとってもよいということで決心できるなら、貯金をもとに京都伝統工芸専門学校への入学での転身を考えるのがいいでしょう(実際、有名大学卒、大手企業での職歴が十分にあり夢を追いその年代ぐらいで転身した入学者も多いのです)
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