一応そこが専門です。 具体的なデザイン(ボタンのデザイン)も考えますが、最も大事なのは「一貫性」を構築することです。例えば「戻るボタン」の位置が画面によってバラバラになっちゃうのは使い勝手を損ないますが、UIの知識のないエンジニアやデザイナーだけに任せていると結構そうなっちゃたりします。これが面白いくらい、本当にバラバラになるんです(笑)。OKとキャンセルの意味合い、位置関係、色等、そんな簡単そうなこともUIの専門知識がないとすぐにグダグダになります。 券売機やオーダリング端末なんかは結構大きいジャンルで、あれはパソコンなどの知識がない人、老若男女に操作してもらわなければならないので、OS屋の作ったルールやお約束に従っていれば良い(あるいは、従わなければならない)パソコンソフトのUI設計よりもやりがいはあります。ただプロモーション面(本日のオススメ!など)との兼ね合いも大きいので、そことのせめぎあいは常にありますね。Webデザインでもバナーをベタベタ貼っていてはダメですよね。結局どれも見られなくなりますよね。 ゲームは実はそんなにやることが多くありません。狭義のUI設計よりもゲーム性のほうが重要だからです。文字入力がないゲームも多いですよね。 UXというのはもう少し広くとらえた言葉で、機械の操作系のデザイン(メニューやボタンなど)だけではなくて、そのサイトやUIを使う人間の「体験」という視点で考えましょう、ということです。例えば空港なんか券売機単体もそうですが全体の人の流れを非常に突き詰めて考えられていますが、「券売機」ではなく「空港」「駅」全体の使い勝手、利用体験(User eXperience)を考えよう、というのがUXです。
ユーザーインタフェース/ユーザーエクスペリエンス、をデザインするということは、単純に考えると「操作画面」や「メニュー」の画面デザインでしかないのですが、実際は ・どういう配置にすれば直感的か ・どう反応すればユーザーを誘導できるか といった設計的な要素があり、簡単なものから、複雑なものをいかに簡略化するか、といったことも考えるのは実は大変です。 例えば単純なダイアログでも、OKボタンはどこに出すか?CANCELボタンが要るか?といったことから、OKボタンを大きくデザインしたり、点滅させたり、太くして「デフォルトボタン」としたり、UIとして色々考えることがあります。 さらに券売機とかで、お金を入れてその金額を光らせて発行するのか、行き先を入力してからお金を投入させるか、といったことを考える、それがUXです。
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