キャリアコンサルティングに関する資格には、 キャリアコンサルタント試験(以下、「キャリ試験」と記します)と キャリアコンサルティング技能検定2級及び1級 (以下、「キャリ検定」と記します)とがあります。 キャリ試験とキャリ検定との違いはわかりにくいのですが、 難易度は次のように設定されています。 キャリ試験……標準レベル キャリ検定2級……熟練レベル キャリ検定1級……指導者レベル キャリ試験もキャリ検定も、 受験するには一定の、職業相談等の実務経験年数が必要になります。 実務経験が全くない人は、 キャリアコンサルタント養成講習を受講・修了すれば キャリ試験の受験資格が得られます。 キャリ試験・キャリ検定に合格しても、 「キャリアコンサルタント」は、名称独占の資格ですので、 登録をしないと「キャリアコンサルタント」とは名乗れません。 (法律違反になります) 登録をすれば「キャリアコンサルタント」と名乗って キャリアコンサルティングをすることができますが、 有効期間が5年ですので、 更新するためには38時間の更新講習受講が必要になります。 さて、企業が、社員に対してキャリアコンサルティングを 行おうとする場合、社内に人材がいるのであれば、 別に登録キャリアコンサルタントに限る必要はありません。 臨床心理士、人事部スタッフ、管理職員などに任せてもいいわけです。 しかし、外部に依頼するとなれば、お金も払うことになりますから、 当然、有資格者としての登録キャリアコンサルタントの中から 探すことになるはずです。 その際は、技量がより高い人の方がいいでしょうから、 キャリ試験のみの人よりはキャリ検定2級保持者を、 となるかもしれません。 しかし、それよりも、企業内キャリアコンサルティングの実績が どの程度あるかの方が大事であって、 その実績が豊富であればキャリ試験のみのキャリアコンサルタントでも 重宝されると思われます。 したがって、登録キャリアコンサルタントとなったならば、 まずは色々な相談をしながら 企業内キャリアコンサルティングに関わる機会を見つけ、 その経験を積んでいくのがよいかと思います。
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キャリアコンサルタントはもともと国家資格ではなく、民間資格でした。 キャリコンサルティング技能士の前に取る資格のようなものでした。 なので難易度も低いです。合格率もかなり高いです。 そのぶん、キャリア支援に利用したいというならある意味キャリアコンサルタントは持っていて当たり前のような資格ですね。
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