☆栄養学科の場合は、 ・栄養士 ・管理栄養士国家試験受験資格 ・食品衛生監視員 ・食品衛生管理者 ・中学家庭科教員免許 ・高校家庭科教員免許 ・栄養教諭免許 ・・・といった、 じつにさまざまな資格・免許をとることができますので、 ※病院や福祉施設の栄養士や管理栄養士になる ※食品加工工場で責任者になる ※公務員として採用され、保健所や検疫所などに勤務する ※中学や高校で家庭科を教える ※小学校の栄養教諭になる ・・・など、 じつにさまざまな職場で働くことができます。
確率的に言うと、実は小学校教諭になる方が少し難しく、国家試験対策すれば管理栄養士になる方が少し簡単です。 それはなぜかと言うと、小学校教諭は公立学校での勤務がほとんどで、教育委員会が行う教員採用試験に合格しないといけません。 その前に小学校教員免許が必要ですが、小学校教員免許を持っていても教員採用試験に合格しないとなれません。 公立学校の教員=公務員になりますので、一般企業よりは倍率高いです。 まあ、公立の教員採用試験の中でも小学校や中学の理科などは倍率低い方ですが、それでも一般企業よりも倍率高いのは確かです。 私立小学校は日本にはめっちゃくちゃ少なく、採用試験も毎年あるわけではなく、あったとしても若干名となるので、なりにくいです。 管理栄養士は管理栄養士の資格さえあれば管理栄養士として就職は可能です。 小学校の教員採用試験の倍率は約5倍程度に対して、管理栄養士の国家試験の合格率は約8割なので、在学中に努力さえすれば不可能ではありません。 なぜ、栄養系の学科は児童教育専攻よりもセンター得点率が高いのかと言うと、大学の栄養系の学科は「管理栄養士の合格率は高い」と宣伝したいからです。 この宣伝力があることで、より多くの受験者が集り、入学者も増えます。 これは大学の利益にも繋がり、しかも偏差値が高くなるということで、大学側すればメリットしかありません。 しかし、宣伝力を発揮するには誰でも合格させるわけにはいかないので、センター得点率が高くなりやすいです。 それだけではなく、他の学科はAOはあるのにAOはないとか、公募や一般での最低合格点が異なるというケースも多いです。 しかし、児童教育専攻の場合、ホームページを見たらわかると思いますが、小学校教員免許だけではなく、幼稚園教員免許や中高の教員免許などの他校種の教員免許、保育士資格なども取得可能になることが多いです。 栄養系の学科は栄養士と管理栄養士しか取れませんが、児童教育専攻は選択肢の幅が広がるわけです。 なので、小学校の教員採用試験に不合格になっても私立学校(幼稚園や中高)や保育園や認定こども園とか塾や教育関連企業への就職は可能です。 そして、大学側も教員採用試験は甘いものではないとわかっています。 なので、栄養系の学科ほど宣伝する必要はない、単純な就職率でもいけると考えていると思います。 そのため、栄養系の学科よりは敷居が低めになっています。 つまり、 栄養系の学科→国家試験→管理栄養士資格取得→管理栄養士として就職可能 児童教育専攻→無試験→小学校教員免許取得→教員採用試験→合格だと小学校教諭として就職可能、不合格だと小学校教諭として就職は不可能 となります。
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