社労士と税理士１科目が同じくらいの難易度なのに、社労士は働きながら取得できて、税理士は専念じゃないと難しいと、なぜ言われ…

Question

社労士と税理士１科目が同じくらいの難易度なのに、社労士は働きながら取得できて、税理士は専念じゃないと難しいと、なぜ言われるんですか？？

税理士を１科目合格するために、働きながら4年くらいかけて勉強しても受からないんですか？？

社労士は、同じような難易度で、皆さんほとんど働きながら4年くらい勉強して合格されています。

Answer 1

税理士については、科目にもよりますし、簿記などの予備知識があるか
どうか、などにもよるでしょう。
また、１科目だけなら、働きながらでも、合格することは十分に可能だ
と思いますよ。

例えば、税理士試験の会計科目(簿記論と財務諸表論)については、日商
簿記２級くらいの知識があれば、働きながら、両方同時の合格も、可能
ですし、簿記の知識がなくても、片方なら４年もあれば、簿記の勉強と
並行しながらの合格も、できなくはありません。

一方、税理士試験の勉強を始めるにあたり、いきなり法人税法などの
ボリュームのある税法科目から入ると、４年で合格するのは厳しいで
しょう。

ただ、税理士と社労士いずれの場合も、働きながら、夜間の専門学校に
通うということが前提、ということを付け加えておきます。
どちらも、働きながらの独学での合格は、非常に困難ですし、ましてや
税理士試験５科目の最終合格となると、ぼぼ不可能の領域です。

Answer 2

税理士試験と社労士試験を受験した経験から、税理士試験は１科目の学習時間はばらつきがあります。

（TACの目安時間より）
税理士 150ｈ～600h／１科目
社労士 800ｈ～1000ｈ

税理士試験１科目の学習量＝社労士試験の学習量というのは、社労士試験の難易度が易しかった昔の話です。

税理士２科目を1年で合格する＝社労士を１年で合格する

ぐらいでしょう。どちらもとても難関です。

Answer 3

そうですね。
たしかにおっしゃる通りだと思います。

個人的な意見ですけど、
社労士は、（一般企業で）働きながら「勤務社労士」として登録できる
⇒企業の人事担当の自己啓発として受験する人も多い
税理士は、登録は「開業税理士」「社員税理士」「所属税理士」の3種類しか無い
⇒自己啓発としては不向き

ということも影響があるかもしれません。
つまり、社労士は自己啓発向きなので、働きながら受験して受かってしまう人もいますが、税理士はそもそも自己啓発に不向きなので、専念もしくは税理士事務所に勤務しながら受験という人が多いのかもしれません。

ちなみに、社員税理士というのは、税理士法人の社員（合同会社の社員なので、役員兼株主みたいなもの）を言いますので、結局のところ、会社に勤務しながら登録するとしたら「開業税理士」ということになってしまい、その意図は無くとも、副業で税理士をしているみたいな気分になります。

Answer 4

>税理士は専念じゃないと難しいと、なぜ言われるんですか？
そもそも、そんなことは聞いたことないです。どこで聞きました？
よく言われるのは、「公認会計士は専念でないと厳しいが、税理士は働きながらでも（時間をかければ）合格できる（可能性がある）。」です。

税理士を１科目合格するために、働きながらだと1年で合格できれば優秀で、2，3年かかっても普通の認識です。ただ、はまると4，5年かかる科目もある感じです。そのため、専念で短期間で合格できる方を含め、合格平均年数が、8年ちょっととなっています。

>社労士は、同じような難易度で、皆さんほとんど働きながら4年くらい勉強して合格されています。
同じように単純に考えると5科目全部4年かかるすると、税理士になるのに20年かかるので(3年でも15年）、大抵は脱落する気がします。そのため、実際は専念（とか大学時代に）数科目合格で残りを働きながらとか、働きながら数科目合格で残りを専念でとかが多いのではないでしょうか。中には働きながら10年以内で合格するすごい人はいるでしょうが。

働きながらだと、それなりに勉強する必要があり自由な時間がなくなります。私は二十歳過ぎて10年以上ストイックに勉強できる自信はありません。