解決済み
私もたいした仕事経験があるわけではないのですが、会社員として請負業務の契約などを見ていた経験があるので、そちらより。 まず、事前に契約は交わしていますか。 フリゲなら相手は法人ではなく個人でしょうか。法人でもおそらく小さい会社でしょうね。 その場合、下請け法は適用されない可能性が高いですが、それでも書面での事前契約は重要だと思います。 「契約書」で敷居が高いと感じる場合は、「受発注書」でもいいと思います。できれば書面がいいですが、それも難しければ、メールでもいいです。 最悪、こちらがすべて条件をメールに書き出し、先方にそれについてOKをもらうという形でも、ないよりはずっといいです。 契約は「口約束」でも成立します。書面でなくても良いのですが、さすがに口約束では後からモメても、水掛け論になるので、形に残るものにしましょう。 残しておいたほうが良い条件は以下のような感じですね。 1.納期 ※「業務内容・量に追加があった場合は、納期の延長を求めることができる」というのを書いておいても良いと思います。 2.仕事の目的および内容 ※「(ゲームタイトル)」およびその宣伝等に使用する各種グラフィック作成 など 目的外使用されないために、何にイラストを使っていいのか、決めておきましょう。 3.仕事の仕様 ※実際に納品するイラストのファイル形式や解像度等の取り決め 詳細は見積書に記載とするといいと思います。 重要なのは、「何に対し、どれだけ料金が発生するか」です。 キャラクター全身画●円/枚 表情差分●円/枚 というように、単位も細かく決めておいた方がいいです。 でないと、据え置き料金で、差分がどんどん増えたりしたら困りますから。 ここがはっきりしていないと、追加業務が発生したときに、「どこからが追加なのか」「どこまで最初の料金に含まれているのか」わからなくなり、どれだけ追加請求できるのかわからなくなります。 4.報酬額 ※見積書に記載のとおりとするといいでしょう。 ※「業務内容・量に追加があった場合は、協議のうえ追加料金を決める」というのをちゃんと書いておいても良いと思います。 5.著作権の取り扱い ※著作権はなるべく譲渡せず自分に留保しましょう。 6.支払い方法および期限 ※長期の仕事の場合、納品の都度、あるいは二ヶ月ごとなど、ある程度の区切りで支払ってもらうようにしましょう。完成後などになると支払ってもらえるかも怪しくなるケースがあります。 7.中途解約の取り決め ※普通は決めないのですが、フリゲで特に相手が素人だと、頓挫したり、いつまでも形にならず永遠に引き伸ばされたりします。 途中で終わる可能性も考えて、引き伸ばされないように決めましょう。 また、途中で終わる場合、納品したものや仕掛かったものについては、支払ってもらえるように決めましょう。 長期の仕事で、しかも「ゲーム丸ごと」というような大雑把な括りの仕事の場合、困るのが、 「最初に提示された料金内で、どんどん修正や追加が増え、気づいたら採算がとれなくなっている」 「企画倒れで、なかなか仕事が進展せず、かといってやめさせてももらえず、いつまでも束縛されている」 「途中頓挫したのに、今までやった業務分の料金を支払ってもらえない」 です。 なので、上記のような事態に対応できるようなことを定めると良いでしょう。 一枚ですむ仕事なら、ここまで細かく決めてもうるさいと思われるかもしれないので微妙なのですが、フリゲ1本ということなら、けっこう大掛かりなことなので、これくらいは決めておいた方が、モメないと思います。
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