地域部門(交番勤務員)の1日 ・7:00/起床 独身者は寮から、既婚者はそれぞれの自宅から出勤します。 出勤時はスーツを着用します。 ・8:45/警察署(本署)へ出勤、朝礼 交番勤務員も朝は警察署へ出勤します。まずはスーツから制服に着替え、勤務に必要となる携帯品の確認・補充をします。 署全体で行われる朝礼では課長からこの日の業務の指示を受けるほか、警察署管内での事故の発生状況や連絡事項などが伝達されます。 ここで装備品・携帯品(無線、防刃衣、拳銃、警察手帳など)の点検も受けます。 ・10:00/交番へ移動、当直者からの引き継ぎ 前日の当直者から引き継ぎを受け、勤務を交代します。これ以降は、日ごとに決められる1日のタイムスケジュールに従って仕事をこなします。 ・10:30/来訪者&電話対応 交番にくる人や電話での相談に対応します。相談内容は道案内のほか、落とし物や盗難被害、迷惑行為についてなどさまざまです。 ・12:00/昼食 1時間の食事休憩をとります。とはいえ、事故・事件などの対応のため、休憩時間は予定よりも遅くなったり短くなったりすることがあります。交番勤務は翌日朝までの長丁場になるので、しっかり食事をしてエネルギーを蓄えておくことも重要です。 ・13:00/巡回連絡、交通違反の指導・取り締まり 担当する地域の家庭や店舗、事業所などを訪問し、犯罪を予防するための指導や連絡を行ったり、そこに暮らす人の名前や連絡先を聞いて回ったりすることを「巡回連絡」と呼びます。名前や連絡先は名簿にまとめて、災害が起こったときの安否確認などに使用します。 巡回連絡は地域の防犯意識を高めることに加え、住民の方から警察への意見や要望を直接聞くことができる貴重な機会になります。また、違法駐車や駐輪などの取り締まりも併せて行います。 ・16:00/書類作成 交番勤務員は、110番通報や警察署からの連絡を受け、管内で起こった事件や事故の対応に当たることもあります。事案は、不審者や不審物の対応、痴漢、窃盗・万引き、喧嘩、未成年の飲酒や喫煙の取り締まりなどさまざまです。 現場から戻ったら、報告書などの書類を作成します。 ・17:00/立番、街頭監視 「立番」とは、交番の前に立って周囲の警戒にあたることを言います。 警察官の目が光っていることで、犯罪の抑止効果が期待できるからです。また、朝の通勤時間帯や夕方の帰宅時間帯に合わせて、交差点など交通量の多い場所で「街頭監視」も行います。 ・22:00/夜間パトロール パトカーに乗車し、管内のパトロールへ出発します。犯罪の未然防止や検挙を目的とし、不審者の職務質問や飲酒事犯の取り締まりなどを行います。 パトロール中に事件や事故の発生連絡を受けた際は、そのまま現場へ急行します。 ・0:00/ミニ検問 交通違反の取り締まりや不審者発見のため、ミニ検問を実施します。 通行中の車両を止めて、運転者や同乗者に質問を行います。 ・2:30~6:30/休憩、仮眠 交番勤務員は交代で4時間の休憩をとります。基本的には仮眠室で仮眠をしますが、緊急事案が起きた場合は、職務に戻らなくてはなりません。 ・7:30/立番 通勤・通学時間に合わせて交番の前に立ち、見守りをします。 ・10:00/勤務交代、残務処理 次の当番人員が出勤したら、勤務の交代です。当番中に対応した事案の情報を伝え、警察署に戻ります。報告および書類の提出、拾得物の引き継ぎなどの残務処理を行ったら、当番勤務は終了です。 長文になりますのでこの位で許して下さい・・。 ・11:00/帰宅 当番明けの日は「非番」と呼ばれ、その翌日が公休です。交番勤務員は皆、この「1勤2休制」で勤務をしています。ちなみに非番には「待機非番」と「通常非番」があり、待機非番者は何か事件があってもいいように自宅待機となります。通常非番者は、出動人数が待機非番者だけでは足りない場合に呼び出されることになるため、体を休めつつも心の準備だけはしておかなくてはなりません。
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