士と師と官の違いは何ですか?

Question

士と師と官の違いは何ですか?士グループ
消防士
衛生士
鑑定士
建築士
弁護士
設計士
電気工事士
操縦士
技能士
技術士

師グループ
医師
看護師
薬剤師
獣医師
心理師
牧師

官グループ
警察官
自衛官
保安官
裁判官

Answer 1

ざっと説明します。
「官」は公務員もしくはそれに近い職業
「師」と「士」は、どちらも“専門”の技術・能力を有する職業です。
「師」には、指導者としての意味があり「教師、牧師」等分かりやすいのもありますが、
「師」と「士」は一刀両断とはいきません。面倒ですが個別に覚えるしかありません。

Answer 2

明確なのは「官」だけです。

「官」は、
公務員、役人という意味の言葉。
「つかさ」とも読み、その名の通り専門職を司る公共の役職や身分を指します。

「士」と「師」は、
現在は専門職という同じ意味で使用されています。

本来は「士」は、
兵士、武士など成人し官に就職した一人前の者を指していて、
転じて、専門職に就いている一人前の大人という意味。

「師」は、
教師、師匠などに使われているように、
人に教えるほどの専門知識や技術を持っている人を指していましたが、

官は、前記したように役職名で在り身分名であるので、
役所が決めるものなので、変遷が無いのですが、

士は民間でも就職し一人前になれば「士」と呼ばれるようになり、
師は実際に教えなくても、
それに匹敵する知識のある人にも適応されるようになり、

この二つは「資格名」であり、その「資格取得者」であるので、
その認定団体が、好き勝手にその資格名を決めているので、
上記の本来の姿を残しているものもあり、残していないものもあり、
適当なんです。

Answer 3

他の方がノーマルな回答をしているので、アブノーマルな回答を・・・

「師」は詐欺師、いかさま師、奇術師などに使われるように
人を欺く仕事の場合です。

Answer 4

資格名としての師と士には厳密な違いはありません。

官だけは違います。官は天皇陛下の行政機関の役人のことで、今の国家公務員のことです。あまり馴染みはないかと思いますが、例えば国土交通省に就職すれば、国土交通事務官とか国土交通技官を拝命します。係長などの役職がまだ無い人は、それを名乗ります。

が、地方公務員にも、一般的な通名だったり法律的な区分の名称として官がつくことがありますね。