監査法人にお勤めの公認会計士の方に質問です。 5月に短答を受けた大学三年生です。 昨年、父が逝去したため実家…

Question

監査法人にお勤めの公認会計士の方に質問です。

5月に短答を受けた大学三年生です。

昨年、父が逝去したため実家で貸倉庫を営む有限会社の代表取締役に就任しました。会社運営の実態は、実際の借り主関係の管理は地元の不動産管理会社へ任せ、不動産会社との連絡指示のみを私が行い有限会社からは毎月十万ほどを給与として私が取っており、社長の私と従業員の妹は 会社で健康保険に加入しています。

このような状況の中で、
会計士試験の論文試験に合格した暁には是非 監査法人に就職したいと思っているのですが、有限会社の代表取締役に就任したままで監査法人に正社員として勤務することは可能でしょうか？

不動産会社との連絡指示等は煩雑に行うものではなく2週間に一度程度週末の僅かな時間で完了するので私が従業員として勤務時間に拘束されることには問題がないのですが、
母や妹は不動産や法律の関係の知識があまりなく、他に信頼できる親族もいないので出来れば私が代表取締役のままいた方がよい というのが家族の一致した意見です。

ですが監査法人の内規等でやはり兼業というのは支障があるものでしょうか？

公認会計士の方の中には自分で会社を立ち上げて事業をしながら、一方で監査に携わる方も多くいらっしゃると伺いますが 代表取締役と兼務しながら監査法人で勤務することについて知見をお持ちの方がいらっしゃれば どうかご教授下さい。

Answer 1

私の勤めてた大手監査法人では、独立性検討委員会的なとこに申請して許可を受けないといけないことになってました。
内部規定も読みましたが、親族のみからなる資産管理会社の取締役就任は認められる例になってましたが、代表取締役就任は基本不可となってました。会社法で習うと思いますが、代表取締役は、会社の代表権を持ってます。代替できない業務が多いので、職員として専心勤務できないのでは？ということだと思います。また、クライアントの金融機関と金銭消費貸借契約をする場合は、独立性も問題になります。
よって、取締役くらいに抑えとくのが無難です。