「行政書士とは逆に」とは、今年度の行政書士試験の合格率が、15%まで 上がったから、という意味でしょうか? まあそれだけで、行政書士の試験の難易度が下がったとは言えませんが、 社会保険労務士試験の合格率が低くなっている、ということは確かです。 具体例を示すと、H25年の5.4%(当時過去最低)を境に、26年は9.3%と かなり上昇しましたが、H27年は2.6%(過去最低)、28年は4.4%(史上2 番目の低さ)、そして今年度は6.8%と、7~9%を推移していたH24年まで と明らかに傾向が変わっています。 独学で合格できるか、と言われれば微妙なところがありますが、何よりも この試験が厄介なのは、各科目に基準点(足切り)が設けられていることに 加え、毎年必ずかなりの法改正がされ、その都度知識の詰め替えが必要に なってきます。 独学で勉強するにしても、試験直前期には、大原やTAC、LECなどの大手 専門学校の模試は受けておくことを、強く勧めます。
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