解決済み
救命救急士の仕事について教えて下さい。以前の質問で、消防署に勤務しないと仕事が無さそうだという事はわかりました。それでは、救急救命士が他の救急隊員と仕事上で違う事は何でしょうか?静脈確保や薬剤投与、気管内挿管ができることという資格上認められている事以外で、違いはありますか?この資格を持っている事は消防署への就職に有利なのでしょうか? 友人の娘さんが救急救命士になることを希望(本当は看護師を目指していたが、学校に受からなそうなので変更した)し、 高校卒業後に専門学校へ行って資格をとると言っています。 ただ、就職についてはものすごく安易に考えているようなので(他の家のことではありますが)心配です。 資格は取れたとしても、結局仕事に就けないのでは? それなら、先に消防署の採用試験を受けて、そのあとに資格を取った方がいいのではないかと思うのです。 資格を先にとったほうが就職しやすいのなら、いいのですけど。
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以前にも回答した救命士です 【救命士と一般救急隊員とで仕事上で違うこと】 法律上(資格上)認められている処置以外に大きな違いはありません。 ただ、救命士は医療従事者です。救急に関して以外にも医療に関することを勉強しています。 救急現場での観察・処置・判断が一般隊員よりも優れていると思います。 資格上認められている行為があるということは、それだけ知識と技術が必要ということです。 ですから、一般隊員よりも救急に関するエキスパートだといえると思います。 あと、一般救急隊員の救急活動の基準となる法律は消防法ですが、 救命士の活動基準は救急救命士法が基になっています。一般隊員よりも責任が重く、何かあった時の罰則も重いです。 【就職について】 前回にも記載しましたが、消防採用試験の倍率は5~30倍もあります。 ただ、自治体(消防)によっては、救命士枠で別に募集している消防もあります。 その場合は、救命士の資格を持っていた方が有利といえるでしょう。 確かに救命士の資格を持っているからと言って必ず消防に就職できるとは限りません。 実際に救命士の有資格者は30000人ほどいるそうですが、その中で消防で働いているのは半分ほどです しかし、消防に就職してから救命士の資格を取るのは、かなり大変なことです。 初任教育という最初の半年の研修後に、何年かすると一般救急隊員になるための研修に2ヶ月ほど行きます。 救命士養成課程に入れる条件は、一般救急隊として5年以上実務経験をする。もしくは2000時間以上の救急活動を行う事です。 その条件をクリアーしても、実際に救命士の養成課程に入るには、消防の中で選考などがあり、条件を満たしても必ず救命士課程へいけるとは限りません。 自分は消防に入ってから救命士の資格を取得しましたが、救命士要請過程に行くまで消防士になってから8年かかりました。 自分以外にも希望している人はいて、中には10年以上という人が未だ順番待ちをしている状態です。 知人には救命士要請過程に希望してから5年かかったって人もいます。 本当に救命士として仕事をしていきたいのなら、救命士の資格を取ってから、消防採用試験を頑張ったほうがいいかもしれません。 救急中心にをやりたいのか、消防を中心にやりたいのか迷っているならば、まずは消防採用試験を受けた方がいいと思います。 消防採用試験には年齢制限がありますのでご注意下さい 消防によって違いはありますが、25~26くらいが一般的です。
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