解決済み
法医学者や監察医は、医学部出身者の中では特殊な進路で、悪い言い方をすると「つぶしが利かない」というのが一つの理由かと思います。臨床医学の教室出身者であれば、系列の病院で非常勤医師として勤める、あるいは医局から派遣されて病院勤務をする、医局で臨床の腕を磨くなどの様々な形態でのキャリアアップが可能です。しかし、法医学関係の人は、法医学でやるしかありませんし、最初は生活費稼ぎもままならないです。また、医学部出身者は基本的に「治す、治療する」ということを使命にしているので、事故原因を調査したり死因を調べたりという方向には、進もうとしないのではないでしょうか? それに変死体と向き合うのはそれなりの覚悟も必要かと思います。公衆衛生学もそうですが、社会医学系の医局は、かなり強い志望動機がないと進路の選択肢になりえないでしょう。一つの大学でも法医学教室に入局する卒業生は10年に一人ぐらいだと聞いたことがあります。医学部卒業が大変だからではありません。
なるほど:26
ありがとう:3
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
パート・アルバイト(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る