解決済み
高校生です。建築設計の仕事についている方から回答いただけたら、幸いです。僕は甘い考えで今まで意匠設計がしたい!!!と思っていました。ですが、そりゃみんな意匠設計がしたくて大学行きますよね、そうなったら意匠設計の求人が少なくなるのは当たり前ですよね、、、そんなことに気がつきませんでした。そこで実際に建築学科に入学した人の何パーセントぐらいが意匠設計という仕事につけるのか教えていただきたいです。 また、構造設計にも興味があります。 ただ、構造設計は自分の意見がなかなか通らない、なかなか厳しい仕事だということをよく聞きます。 何パーセントが意匠設計につけるのか? 構造設計という仕事について、わかっていることならなんでも教えてください! お願いします。
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大学によって違いはあるでしょうが、私の出身大学は8講座(研究室)あって、設計意匠はその一つでした。4年で卒論や卒計を選択するので、その時点で、どこの研究室に行くかを決めますが、要するに入学した人数の1/8が設計意匠に進むという感じでした。就職を考えると、建築計画、構法計画、建築史を専攻した人たちの一部も、ゼネコン設計部や設計事務所に就職しているので、意匠をできた人は1/4くらいということになりますが、名を知られた建築家になっているのは設計意匠の研究室を出た人たちで、ほかの研究室出身で意匠設計をやっている人はしょせんはサラリーマンです。 大学に入学して、専門の授業を受けているうちに自分の適性などわかってきます。設計製図の授業を一緒に受けていれば、誰が一番良い設計ができるかが明らかになるので、自分はその人にはかなわないと思えば、意匠への道はあきらめたほうがいいと判断できます(井の中の蛙にさえなれないなら、その道で食べていくのはほとんど不可能です)。 当然、構造設計とか都市計画なんかが自分に合っているという手ごたえを感じる人もいるだろうし、そうすれば、なんとなく道は決まっていくものです。 構造設計家は一般的な解のほかに、いろいろなソリューションを持っていると楽しいです。つまらない設計しかできない意匠設計者には、「その柱抜くなんてできるわけないだろ」などと一般解で対応し、逆に、気に入った設計にはあらゆる構造努力を惜しまないのが構造設計者の醍醐味です。 例えば、丹下健三作品の構造設計で有名な坪井善勝さん、丹下さんの設計のために血のにじむ努力で新しい構造を創造しています。
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