出所者の仕事に関する話です。

Question

出所者の仕事に関する話です。日本では少年刑務所や刑務所出所者に対して法務省は
速く就職させることばかり追求して本質を見落としていると思いませんか?
紹介される仕事は協力雇用主もそうですが肉体労働ばかり。
まじめにやれば、食える位置前の職人なれる!
みたいに協力雇用主などは言うそうです。
実はこれがだめなんです。
短銃に言えばブルーカラーではなく努力してホワイカラーにならなければ
本当の改善は出来ないと思います。
職人は教養の無い人も多いですしまして建設現場なんて行ったら
最悪の場合また悪い奴らと付き合い始める事になります。
もし自分の娘が結婚する時も相手が鳶職とかだったら私は止めます。
理由はその仕事では子供に海外留学したり学位をとらせるまで教育費を
かけてあげられそうになく将来の選択肢を増やしてあげられません。
私の祖父は若いころに大学を首席で卒業して外交官試験に受かった人なのですが
話していても知性と教養を高めるための努力をした事が感じられました。
私にはアメリカ人の友人がいてアメリカへの関心が強いので
ついでに話しますがアメリカでは日本とは違い
白人の中流以上の家庭であれば子供に階層による職業の違いを教えます。
もし工事現場で働きたいなんて言い出したらそんな仕事にはつくな!と親は言います。
アメリカは平等のイメージが強いですがそうではなく職業による社会的地位の違いは
日本どころじゃないです。
これは良い事ではありませんが親は同じ階層を再生産するために自分より下の
生活階層の人たちのする職業にはつけさせようとしません。
だから古くからの白人の富裕層の家庭は品の良いメイドさんがいたり
とても文化的な趣味を持っていたりして一つの階層文化を形成しています。
少年刑務所の若者からしたら雲の上の世界の人々ですが少しでも彼らのように
なろうとしなければなれません。
また職人の子供からは貧しい子が生まれていきます。
無理、とかそうじゃなくてスコップもたせるならネクタイの締め方を覚えて
ワードやエクセルでも訓練させた方が私は彼らの為だと思います。
ブルーカラーなんかになったら再犯しなくてもまた貧しい階層が再生産されるだけです。
元はと言えば彼らの背景には教養の無い両親の虐待などそういう背景があるのですから。
日本企業は面接時に過去の事を深く追求してどこに勤めてなんでやめた等を
詳しく教えろと求められる場合が多いのでそれも障害です。
アメリカでは履歴書に写真や性別・年齢も履歴書に書きません。
今何が出来るかを重視してスキルを一番先に書きます。
日本の法務省は変な履歴書の風習をやめさせて前科を理由に解雇する事も違法にするべきです。
ネットで応募者の前科を調べようとするのも禁止するべきです。
基本的に前科があっても服役したら全ての社会的権利を回復させるべきです。
そしてはやく就職する事をせまってロクでもない仕事につかせてもまた再犯するだけです。
可能な限りブルーカラーの職場から彼らを隔離してブルーカラーではない業界で
働かせる。これが大事です。
映画にマイ・フェア・レディという作品がありますがまさにああいう環境が必要です。
貧しい子ほど職人ではなく大学教授や医者などのインテリ層と共に生活されるべきです。
私はこう思います。
それこそが本当の更生であり彼らの為だ。
みなさんはどう思いますか?
多くの意見を募集します。

Answer 1

ブルーカラーの仕事に従事している人が読んだら職業差別だと怒りを買う様なご意見ですが、ご趣旨は論理的には正しい方向かもしれません。ただ、貧困や家庭問題が非行や犯罪の温床になっているというのが今の定説なので、犯罪を犯した方々の家庭も格差社会の犠牲者の可能性が高いだろう。つまり潜在的に知識労働をできる力を持っていても貧困で学習環境が整わず学力が劣る犯罪者が多いと言える。

学力や教養に劣る少年少女を、無理に上流と言われる階層に入れても疎外感を感じるだけで余計に再犯に走るかも知れない。質問者さんはブルーカラーに混じれば再犯率が上がると言うがその逆かもしれない。

個人的にブルーカラーの方がたと接触することがあるが知的な経営者も少なくない。日曜日だけ休みで長時間労働の人もいるし、職種にもよるし今は復興・オリンピック需要が多いこともあるが、まじめにやっている職人さんの半数以上は１０年の修行で年収400万円を超えるそうだ。１０年やっても年収250万を超えない非正規ホワイトカラーよりは魅力的に思う。