解決済み
学校事務の仕事についてです 最近、学校事務に興味を持ちました ①学校事務には上級、中級、初級ありますか? ②上級、中級、初級ではどのくらい給料が違ってきますか? ③学校事務の仕事は大変ですか? ④高等学校のほうが給料いいと見たのですが、高卒で高等学校の学校事務になることは可能ですか?
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公立学校事務には2種類あり、一つは小中学校事務です。これは都道府県(または政令指定市)教育委員会採用で、試験レベルは高卒程度です。勤務場所は小中学校限定で都道府県、市町村教育委員会事務局を含めた他部局への転勤はできず、各校1名配置です。仕事は教育委員会や校長決定事項の執行が主で市役所や県庁のような政策立案事務はなく、児童、生徒を指導することもありません。教員を裏方でサポートするのがメインです。昇任も主査(係長級)までで、これは給与面での処遇対策で、他の役所のような係長的な仕事をするわけではありません。 これに対して公立高校では行政職採用試験(高卒、または大卒程度)合格者が都道府県庁全体の人事異動に組込まれて配属となります。高校に配属されても数年後には高校以外の部局(税務、福祉、医療、土木、建築、商工、労働、農林、議会、警察等)へ転勤することもあります。職制は校長ー事務長(課長代理級)ー主査(係長級)1~2名ー主事(ヒラ)2~3名で事務室は教員とは別室です。高卒でも昇任試験に合格すれば課長級(管理職)も可能です。高校事務では管理職ポストが殆どないため、昇進すれば高校以外の部局へ転勤となります。ちなみに、大卒者が高校に配属されることは少なく、特に、都道府県本庁各課から高校への転勤はほとんどの場合左遷人事で、出世レースから脱落です。 小中学校と高校では事務の内容が大きく異なるので、どちらが大変か比較はできません。どちらを選ぶかは職業観(定年までの約40年間同じ仕事ばかりか、数年毎にいろんな仕事を経験するのか)次第と思います。どちらも都道府県職員行政職給料表が適用され、課長代理級以上への昇進を望まないなら給料面で差はありません。
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