まずは時間が不規則。朝苦手な人は向いていません。現場がコンサートだけとは限りません。 重量物の運搬も多いので、体力勝負です。 技術は現場に出て頑張れば身につきます。 PAの現場は幅が広いので、そこもいろいろ研究が必要かもしれません。
PA関係の仕事をしたり、PAの会社に入るだけなら、専門学校へ行ったり学生時代のアルバイトからそのまま就職させてもらうことはできます。 しかし、大きなコンサートでPAエンジニアを任されるほどになるには、 たくさんのPAエンジニアを夢見て業界に入ってきた人や、すでにPAエンジニアでやっている人を押しのけて使ってもらえるだけの資質が必要です。 そのためには、3っつの要素が必要です。 機材の扱い方やPA操作の仕方は当然知っておく必要がありますが、ごく普通の仕事をしていれば身に付きます。 1つ目は音楽と人を知るということです。 PAさんには、音に無頓着で「大きな音が出てればいい」と思っている人がいます。 ジャズやクラシック音楽とロックで求められる音量や音質は違います。演奏される場所によってもふさわしい音は変わります。 「俺流の音」にこだわる独りよがりのPAさんもいます。自分の音を演奏者や客に押し付ける人で、場合によっては演奏がやりにくかったり、聴いていて疲れてしまいます。 演奏者の音楽にふさわしい音は何か、演奏しやすい環境は何か、その音楽をどのような音にしたら聴き手に伝わるのかを考える力が必要です。 そのためには多くのコンサートやライブを見て考えて勉強し、いろいろなジャンルの音楽や楽器、人の声や歌唱技法を知り、楽譜(スコア)をある程度読めるようにする必要があります。 2つ目は人脈です。 日本のトップのエンジニアは、大学時代にまだ無名でアマチュアだった人たちと交流があり、ともに活動もし、成長してきまし。 YMOや小室さんといったようにアーチストが有名になるにしたがって、エンジニアとしてもトップクラスの仲間入りをしています。 アーチストから「○○さん、音響をお願いします」と仕事が来れば、必然的にチーフエンジニアを任されることになります。 その時に良い仕事ができれば、他からも指名依頼が来るようになり、気づいた時にはPAエンジニアとしての立場になっています。 ジャンルを問わず、とにかくたくさんのバンドや演奏者、関係者、イベント会社、有力者と知り合い、PAとしての仕事がもらえるような人脈を作ることです。 3つ目は英語力です。 業界でごく普通に使われている機材でも、取扱い説明書が英語である場合があります。 デジタルミキサーのメーカートレーニングも英語です。 英語ができればいち早く機材に触ることや、任されることができます。 先日、地元で行われたクラシックコンサートのヘルプに行ってきましたが、 舞台監督や指揮者、演出者は外人で、師匠のPAエンジニアは英語で指示を受けて会話をしていました。 外国人アーチストのPAを行ったり、日本人演奏家に音響をして同行して海外に行くことは地方であってもその機会が多くなっています。 PA現場で搬入・搬出・設置やステージワークをする程度であったり、地域のイベント音響を行う程度なら英語は必要ありませんが、大きなコンサートを任されるほどのPAエンジニアになるためには、現在でも今後も英語は必須です。
出演者やお客さんの気持ち。 相手の欲しい音を、欲しいタイミングで音を返すので。 お客さんが楽しませる為には、自分が部活やバンドで本気で楽しむことを知っている必要があると思います。 後は、いろいろなジャンルの音楽を聞きましょう。 技術はその後で十分ですよ。
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