この手の質問は多いですね。理学療法=スポーツ外傷 というイメージがテレビの影響のせいでもあるのでしょう。スポーツ関係をどこまで定義しているのか分かりませんが、プロスポーツ関係のことをおっしゃっているのなら現実は厳しいです。というより、ほぼ無理です。念のため理学療法士=スポーツトレーナーではありません。確かに整形外科疾患でリハビリを受ける患者の中には、スポーツ外傷の方もいますが、ほとんどが一般人でスポーツ業界の選手等は激レアです。ほとんどが腰痛や関節症もちの高齢者が対象です。スポーツ外傷専門やプロスポーツ選手が来る病院でも、普段は80%~90%はスポーツとは全く無縁なお爺さんお婆さんばかりです。 私自身も整形外科分野を専門にしていましたが、ごくまれに野球や剣道部等でケガした中学・高校生~ゴルフやテニスでの中年など一般の人を対象としたリハビリをしたことがある程度で、ほとんどが車いすの高齢者ばかりでした。 ちなみに、スポーツ選手のリハビリを行うにしても、相当な経験や信頼がないと任せてくれまんから、やはりプロを相手にできるセラピストはごく一握りです。 よく、プロ野球球団やサッカーテーム専属の理学療法士がいると聞きますが、相当なコネがないと無理です。 私が知っている球団専属の理学療法士は、もともとプロ野球選手だった人で、肩を壊して引退され、その後資格を取ってから以前自分が所属していた球団の専属トレーナーになった人はいます。もともと、自身がプロ選手での経験があったり、強いコネがあったり、よほどのスポーツトレーナーとしての実績がある等の条件がないと、プロスポーツ関係は無理でしょう。ただ、理学療法士を引退後、スポーツトレーナー、柔道整復師や鍼灸師などの資格を取って、セントラルフィツトネスなどのスポーツジム専属のトレーナーで勤務することはできますよ。その場合、理学療法士の資格はあくまでも、理学療法を知ってます程度の価値しかありませんが。
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