解決済み
私は、高等専門学校を卒業し技術系の仕事をしています。 職場でとても不満があるわけではないのですが、定年まで続けたいとはとても思えません。 密かに自分の中で、人に教える仕事がしてみたいと考えるようになり、中学校の技術教員になりたいと感じるようになりました。 ものづくりしたくて今の職場に入社したのですが、これから技術の教員になるためにはどのような方法があるのか、アドバイスをいただけないでしょうか?
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非現実的な方法はおいといて、実現性が高い部分についてをメインで回答して行きますね。 まず中学の教員免許は大学や短大で取るしかありません。 高専の卒業者は短大卒と同等レベルと言う事になる訳なんですが、偶然ですが短大で中学技術の免許が取れる学校は日本にゼロです。 このため大学で免許を取る必要があります。 高専卒なので、大学3年次または2年次に編入出来る大学を近隣で探して頂いて、そこに入学して下さい。 なお、通信制大学と言う方法も他の教科だったらあるんですが、中学技術は実技が多い関係で通信制では取れません。 このため通学するしか方法が無くなります。 一応夜間学部が近隣にあれば途中くらいまでは仕事をしながら勉強出来るんでしょうが、近年は夜間学部がどんどん廃止されているので通える範囲に無いかもしれません。 そうなったら昼間の通学制に通うしか無くなるでしょう。 ちなみに・・・ 教員になる前に、大学在学中に退職は必須です。 教員免許を取る為には教育実習が最大で1ヶ月程度連続でありますし、土日も部活指導などで潰れる関係で仕事をしながらだと無理です。 なので夜間学部であっても退職は必須です。 教員として採用が決まってから退職ではなく、免許を取る途中の段階で退職が必要になってしまうので、無職になる事は覚悟しておいて下さいね。 全ては以上のような感じなので、注意しておいて下さいね。 ちなみに別件ですが・・・ 何故中学技術なんでしょうか? 高校工業ではダメでしょうか? と言うのも、幼小中高の全ての免許で教育実習が必要なんですが、高校の工業に限り、教育実習か工業系科目かの選択が可能になっています。 高校の他の教科についても教育実習が必要なので高校工業だけの例外ですね。 なので高校工業についてのみ教育実習を回避できる可能性があるので、夜間学部で勉強した場合でも退職せずに免許が取れる可能性があります。 なお、この例外制度は高度経済成長期くらいに工業教員が不足しつつ、しかも実技力が不足したりした事により設けられた例外規定のため、あと1年半後くらいでこの例外が廃止される事が決まっています。 このため来年4月までに大学に入学しておかないとこの例外は使えなくなって、高校工業についても教育実習が必要になって来ますね。 ちなみに教員免許の必須科目って言うのは大学入学時点で確定します。途中で変わると学生が困るからですが、現行制度で入学していれば留年とかしない限りは大丈夫ですよ。 ちょっと話がずれましたが、教育実習と言う問題がありますし、大学でしか取れないので大卒にもなる必要があります。 なのでかなり大変だと言う事を覚えておいて下さいね。
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