ご存知の通り、米国公認会計士USCPAは日本の資格ではないので、 日本で会計士業務は出来ません。 しかし、あくまで「難関資格」としての存在意義はあり、 外資系金融機関やコンサルティング会社等への就職にあたっては、 簿記1級と並んで会計の専門的な能力を証明する資格になるので、有利です。 とはいうものの、やはり資格単体での需要はありません。 USCPAを持っている人が欲しい、とはならないと言うわけです。 英語の資格と言っても日本で取れますし、日本国公認会計士と比べてかなり簡単、というイメージがあります。 日本国内で働く場合、そもそも英語をあまり使わないというケースが多いですし、 ましてUSCPAで学ぶ「英語を使った会計士業務」は、前述の通り日本では一切できません。 財務諸表を読み、データ分析し、経営判断をするというコンサルティング業務の助けになるだけです。 ただ、難関資格ですごい、というイメージも同時にあり、取る意味がないわけでもありません。 さらに付け加えるならば、未来の話ですが、 会計業務は今以上に機械(AI)に取って代わられることが予想しやすい分野です。 膨大なデータ、規則的な枠組み、それが会計を使った経営ですから、AIとは親和性が高いです。 30年後になくなる仕事として会計士は有名です。 そう考えると、特にそれを目指す価値があるか、疑問の余地は残ります。 それを自分の頭で考えたうえで答えを出せる人は、最終的にどんな仕事に就いても結果を残せます。
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