彼氏に障がい者手帳の取得をすすめたいと思っていますが、彼氏を傷つけてしまうでしょうか？ 彼氏とは付き合って2年半、…

Question

彼氏に障がい者手帳の取得をすすめたいと思っていますが、彼氏を傷つけてしまうでしょうか？

彼氏とは付き合って2年半、彼は大学卒業してからの4年間4回ほど転職、どれも2週間から4ヶ月の間で辞めてしまうので合間にはアルバイト期間もあります。

仕事が続かない原因は彼の心の病気らしく、就職するたびに不眠や食欲不振、嘔吐や下痢激しい動悸などの体調不良を起こし、辞めてしまいます。
そしてしばらくは一緒に住む家族とすら話せなくなるそうです。

病院では躁鬱と適応障害と診断され、薬を飲んでいます。

彼に辞めたくなった理由や出来事を聞くと、どこに就職したって同じことが起こりうるような理由で、申し訳ないですが甘いなと思ってしまいます。
正直理解しきれない部分も多いですが、きっと働く上で乗り越えなければならないことが、彼にとってはすごく怖くて耐え難いのだと思います。

そこで、もし彼に精神障がい者手帳の取得ができ、障がい者の雇用枠で働かせて貰えるなら一定の理解がある環境で働けるのかなと思い、今回質問させていただきました。

取得可能かは専門機関に問い合わせるとして、まず彼女から障がい者手帳の取得を勧められることは失礼というか余計なお世話でしょうか？

手帳が手元にあることで自分を更に責めるようになってしまうでしょうか？

手帳には交通機関の割引など様々な優遇がありますが、彼の合う場所で働く事が出来れば他は利用せず手帳のことは忘れて普段通りの生活をしてもいいと思います。
もちろん彼が望めば利用してもいいと思います。

大変長くなりましたが、彼に私から勧めるべきかどうか、勧めるならどのように言うのがいいか、教えて頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

「病気のことも含めてあなたを理解したいと思っている、
だからあなたにもより病気と向かい合ってほしい。
手帳の取得のことも含めて
将来のことを主治医に相談できないか」
という趣旨でお話しされてはいかがですか？
精神保健福祉手帳では交通機関の割引などは地域によります。
税金の控除は受けられます。
一番期待できるのは
就労移行支援などの福祉サービスを利用しやすいことや、
障害者枠での求人に応募できることではないでしょうか。

Answer 2

就職に関して言えば、障害者雇用の法廷雇用率の引き上げで、普通に働ける精神障害者の雇用が増えていると言う現象が起きています。
ただ、企業が求めるのは普通に働ける精神障害者なのです。
等級も働ける状態だと3級程度だと思うので、残業がある時には手伝ってという雰囲気になります。
また、30時間以上か以下かで、雇用率のカウントも変わってくるので休まず定時まで働けることが必要になってきます。

毎日2社面接にいっていた人で270社ほど受けて何とか非正規雇用での採用が決まったこともあります。

手帳を取得することは本人か病院の相談員(PSW)が考えて将来を計画していくことであって、彼女さんからだと男性としてプライドを傷つけてしまうかもしれません。

手帳を取得するとしても、先ずきちんと通院して病状が上手く安定させられるようにしていくことが一番です。

メリット云々は、その症状を持って主治医が手帳申請の診断書を書いてくれるかどうかにもよります。
(一番最初の手帳申請の診断書って結構医師は大変みたいです。)

交通機関の割引はJRが不参加なので、各自治体によって異なります。

もし障害者手帳の申請を彼女さんから勧められたら、男性としてのプライドを傷つけてしまうかもしれません。

Answer 3

精神障害者手帳を持ってる者です。
障害者枠での就職活動をしたことがありますが、精神障害者は障害者枠では絶対に採用されません。障害者枠で採用されるのは身体障害者だけです。
精神と知的の障害者は障害者枠では絶対に採用されません。

ただ、精神障害者手帳を取得することに何の意味もないかと問われると、そうではありません。障害者手帳を持っていると失業給付が一般人の３．３倍貰えます。
私は障害者であることを隠して、１年間我慢して働き、１年ピッタリで会社都合の退職を勝ち取り、３００日の失業給付を貰いました。

障害者手帳の取得は無意味という意見が多々ありますが、それは嘘です。
私のようになんとか１年間頑張りさえすれば、３００日間遊んで暮らせます。
障害者手帳の最大の恩恵は失業給付です。障害者枠での採用ではありません。
また、１年間という期間は同じ職場である必要はありません。転々としていても通算で１年間働けば３００日間は天国です。

Answer 4

双極性障害で就労継続が困難な状態が続いているようですから、おそらく申請すれば障害者手帳取得は可能でしょう。

手帳の一番のメリットは障害者枠での就職になると思います。が、理想の職場が見つかり順風満帆に就労継続が実現する夢のパスポートではありません。

就労継続にはまず病状の安定が必須です。本人が障害者枠で働くことを前向きに捉えられるかも大きな問題です。障害者枠で働きながら「手帳のことは忘れて〜」などというのは絵空事です。そして手帳を取ったとしても長期に渡る地道なサポートが必要なことに変わりありません。

障害者手帳を取って障害者枠で働くという方法があると伝えることは構わないのではないでしょうか。ただ障害者枠で働くことの影響の大きさに思い至っていない方が手帳取得と障害者枠就労を勧めるのは踏み込み過ぎに思えます。