正しくは准看護師です。準ではありません。 准看護師になるにも学費やお金はかかりますよ? 働きながらとか病院に学費を出してもらえると思っているのでしょうけど、入学が決まらないと病院では学費(あくまで奨学金だけど)は出してくれません。 受験して学校が決まって学校から働く場所をあっせんしてもらったり紹介を受けて初めて奨学金の相談となります。 または病院で看護助手などで働いていて、勤務態度が良く評価されれば、資格を得た後に働く約束をして奨学金を借りるとか。 働きながらっていっても、例えば「7時から病院勤務→11:30まで→学校へ→17時には病院に戻って→21時まで勤務」という感じですが、出来ますか? そもそも学費さえ払えるならば、働きながらとか奨学金を借りなくてもいいのですから。 中卒からでも受験資格のある准看護師養成学校ですが、本当に中卒の学力ではもうは入れません。 受験者には看護師養成学校のすべり止めとして使う者もいますので。 ちゃんと対策立てて勉強しないと受験しても受かりません。 また准看護師養成廃止を受けて学校も減っています。 1校もない県もあるんです。 准看護師になってから看護師(正看護師とは言わない)になる道(准看護師から看護師になる進学課程)もあります。 7年実務経験があれば通信制の学校もあります。 でもそれなりの年数も新たな学費もかかるんです。 最初から3年制の看護師養成学校へ進学したほうが早道です。 准看護師は差別されるか。 看護師は国家資格で准看護師は都道府県知事資格です。 看護師は医師の指示のもと看護を行い、准看護師は医師・看護師の指示のもと看護を行う者です。 出来る仕事は同じですが、給料や待遇で差があります。 またいわゆる総合病院では准看護師の採用がありません。 同じ場所ですら働けない場合があります。 大きな書店に行くと「医療・看護系学校受験ガイド」が販売されています。 立ち読みでいいので読んでみてください。 巻頭には必ず、「看護師とは」「准看護師とは」「どうやったらなれるの」「違い」について掲載されています。
准と生とでは、お給料が違うのはもちろんのこと、准は管理職には就けないのでキャリアアップができません。 つまり、後輩の正看護師が、どんどん自分の上司になっていくわけです。 そして、准看護師の就職先は減りつつあり、限られています。 将来結婚して子どもをつくるおつもりでしたら、 自分のライフスタイルに合わせて職場を選べるように正看護師をとっておいた方が良いです。就職先の選択肢の幅が広い方が良いですよ。 将来、認定看護師などのスキルアップを考えた時、准看護師ではなれません。 などなど、准看護師になるメリットはあまりありません。
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