解決済み
消防士について救急車に乗車するのは、救急隊員と救急救命士の資格をもった人ですよね? その中の人は、消防車に乗車して消化活動は出来ないのですか? また、消防車乗車して、消化活動を行う人は、救急車に乗車できないのですか? 教えてください。
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先の回答者さんが、ちょっと端折ってるので補足すると、消防吏員(法的な正しい名称。通常は「消防官」「消防士」など)に採用されると、国の告示に基づいて、教育訓練(初任科、約半年)を受けなければならないの。 その中身のメインは、はっきり言うと「警防隊員(消防隊員)」の訓練。 つまり「学校出たら、すぐに警防隊に乗れるようにしておく」ってことになってます。 で、救急隊員になるには「救急科(約40日)」を受けなくっちゃならなくて、それを受ければ、やっと救急隊員になれるの。 救急救命士の資格を取った新人は別。 だから、救急隊が警防隊に乗れるかどうか?と言えば「乗れなきゃいけない」んです。ちゃんと教育訓練したんだから。 小さな消防本部の話を書いている人もいるけど、地方の出張所なんかだと、5人でポンプ車と救急車を運用している所がある。 どういうことかというと、救急出動では救急隊員3人が出動するけど、火災出動では5人でポンプ車と救急車を出動させて、燃えている火災なら5人で消火活動をし、ケガ人がいれば救急隊員は救護をし、警防隊員は消防団員と一緒に消火活動をする。 大都市の消防で面白いことをやってるのが京都市。 北消防署中川出張所は、2名配置で消救車とポンプ車を運用してる。 出張所待機中に火災があればポンプ車で出るし、救急の時は消救車で傷病者を救護して、市街地から走ってくる救急車にリレーする。 所外業務中は基本的に消救車で出るから、火災があればそのまま出動する。 左京消防署の大原出張所は、3人配置でポンプ車と救急車がある。 大原は元々、ポンプ車だけの出張所だったけど、観光地(三千院や寂光院などがある)なので、救急車が必要だから救急車を置いて、救急は救急車で、火災はポンプで出動する。 右京消防署の京北出張所は、上に書いた5人でポンプ車と救急車とを運用している。 それと、救急車が出動中に別件の救急出動が入れば、警防隊員がストレッチャーを載せられる赤いライトバン(器材搬送車)で出動して救護し、近くの病院で対応出来そうなら、そのまま搬送、近くの病院が無理そうなら、ヘリを要請して市街地の大きな病院へ搬送する。 地方の消防だと、救急隊員だろうと警防隊員だろうと関係なく対応しなくちゃいけなきし、人事異動があれば、紙切れ1枚で救急隊から警防隊へ異動になる。 そんなものだよ。
なるほど:1
都市消防と地方消防ではかなりの違いがあります。 まず、都市消防では隊員は固定である事が多く、救急隊・消防隊に分かれて活動します。 消防隊の隊員も救急過程を受けていない人が多く救急車には乗れない人も沢山います。 これが地方消防になると状況がかなり変わります。 地方消防では人員が少ないので、全ての隊員が兼務です。 消防吏員として採用されると消防学校へ行きますが、地方消防の署員は初任科が終わっても、そのまま消防学校に残り救急過程を引き続き受講します。 卒業後は半年間の現場研修を受け、救急隊と消防隊の兼務となります。 都市消防の人達は初任科だけて署に戻ります。 ですので、救急過程では地方消防の署員は新人ばかり、都市消防から来る人は消防士長以上の人が多いです。 兼務はローテーションで行います。
救急隊は激務なのが一般的です。 自治体により、運用は色々とあるでしょうが、東京ではローテーションを行なっています。 勿論資格者を救急車に乗せます。 救急隊を降りた人は、消防車両に乗る場合もありますし、残留勤務や署隊本部に従事する場合があります。 救急隊も消防官ですので、何でもやりますよ
兼務の所では、ローテーションで色々な車両に乗ることがあります。 専任制の所では、救急隊と消防隊の人員は固定されています。 但し、労務管理としてローテーションで救急隊員も消防車に乗ることはあります。その場合の火災等の出場でさ消火活動もします。 逆に消防車に乗っている隊員は、救急隊の資格がなければ乗れません。
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