会計事務所での税務・会計スタッフというのはだいたいどういう仕事の内容で、仕事の流れというのはどういった感じなんでしょうか…

Question

会計事務所での税務・会計スタッフというのはだいたいどういう仕事の内容で、仕事の流れというのはどういった感じなんでしょうか？？高校の頃に簿記の資格を取得してから、会計の仕事に興味があったもののなかなか未経験では、働けるところがなく（多分地元が田舎だったので）諦めていました。今回、上京してきてからいろいろと仕事探しをしていると、未経験でも会計事務所の求人がでています。実際、どういった仕事の流れなのか、（いろんな事務所で違うとは思うんですが）教えていただければありがたいです。

Answer 1

わたしの経験＆現状を参考までに書きます。
地方の田舎の税理士事務所です。

まず、女性は、雑用全般は含みます(笑)。
本業務は、と。
いろんなパターンがありますが、典型的なのが、クライアントが起票した伝票を、パソコン（会計ソフト）にデータ入力をし、試算表を毎月作成、そしてクライアントが考えている分野の分析をします。（売上重視の方もいれば、粗利、利益率重視の方もいますので）相手によっては、試算表や推移表などの書類以外にも、資料を作ったりすることもあります。
証憑書類を整理整頓しなければいけないようなクライアントもいます。
起票ができないクライアントの場合、資料を提供してもらい、一から起票して、伝票を作成するところもありますよ。

ほぼ毎日は、これらが主です。

それを重ねて、一年の最後は、法人の場合決算をします（法人税と消費税の申告）。
個人事業者であれば、所得税の確定申告ですね。
申告書を作成し、税額を計算し、税務署や都道府県税事務所、市役所or町村役場に申告書を提出。
これで一期が終わり、また繰り返します。
途中途中、予定申告や中間申告をする所もあります。
あとは、１２月頃年末調整や、そのあとに、法定調書といって、一年分の給与や地代家賃などの状況を記したものを税務署と市町村に提出する業務なんかもあります。
２～３月は、事業を営んでいない個人の方の確定申告のお手伝いや申告代理をしたりなんかもします。（確定申告）
この時期は、かなりつらいです……。
確定申告の時期に、贈与税の申告があることも。
相続税申告が、ときどき入ってきます。
あと、ベテランクラスになると、税務調査の立会に行くこともありますね。
わたしはヒラ従業員なので、それは経験がありませんが……。

地方の事務所なので、あまり顧客争奪がないんですけど、東京の税理士事務所に勤務経験のある方の話では、東京では、営業もある所もあるらしいですよ。仕事をとってこないと、給料があがなかった……と嘆いていました。
前にいた税理士事務所では、女性従業員は「消耗品」といわれていました。腰掛が多かったので、全力で仕事をしていると浮いていました……。消耗品と言われるだけあって、あまり重要な仕事はさせてもらえなかったですね。
前と今の職場では、男性並に働ければ評価してくださるし、頑張れば認めてもらえるし、その分ガンガン怒られてます(汗)。
おそらくどこも日々の内容は似たり寄ったりだとは思いますが、規模や状況によっては、仕事の委任具合が違ってくるのではないかと思います。

東京の税理士事務所の状況は全くわからないので、是非ほかの方の御意見を！！

お役に立てるかどうかはわかりませんが、地方税理士事務所職員の参考意見でした。