はい、差があります。 収入は、級・号俸の話なので、級に限って説明すれば、人事院規則9-8(初任給、昇格、昇給等の基準 昭和44年5月1日)になります。 この中に「在級期間表」が定められていて、例えば国家総合職大卒で採用されると最初は2級になりますが、国家一般職高卒で採用されると最初は1級で、2級に上がるには最短8年の経験年数が必要になります。 その後の昇級ペースも(建前上は実績主義ですが)採用区分による差がでるので、追い抜いたりすることは、現実にはほとんど起こらないのです。
キャリアは除きますが、採用年数で比較する高卒と大卒とでは差はありますが、年齢で比較すると途中まではそれほど差はないと思います。 高卒1年目と大卒1年目では給料に差はありますが、同年齢の高卒5年目と大卒1年目ならそれほど差はないということです。 30才後半から40才前後からは昇任、昇級に差がついてくるのでしょうけど、大卒が大学時代の4年間に支払った学費と高卒がその間に稼いだ年収も含めて考えると生涯年収もあまり違いはないかもです。 生涯年収は高卒が先行逃げ切り型、大卒は後半追い込み型ということですね。
国家1種、2種、3種でまったく収入も昇給も異なります。 国家1種がいわゆるキャリアといわれる公務員で、採用二年目から係長、数年で課長補佐という異常なスピードの出世コースです。 東大京大が当たり前の世界で、本当に優秀な人でないと採用されません。 2種は大卒で、キャリアの人の下につく形です。出世しても課長補佐がいいところです。 高卒の場合、国家3種採用になので、末端の扱いですね。 係長になれるかどうかくらいじゃないですか? 今は1種、2種という名前ではなく、総合職、一般職と呼称が変わりましたが、実態は以前のままです。
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