解決済み
「手話奉仕員」は厚生労働省の手話奉仕員養成講座を修了した人のことを指します。 一方「手話協力員」は、色々な意味で使われています。 ①ハローワークにいる手話通訳者のこと。 おそらく多くのろう者や手話に携わっている人は、この意味を思い浮かべることが多いと思われます。 ②手話通訳協力員のこと。 地域によって手話通訳者のことを手話協力員と呼ぶこともあります。 これは手話通訳者が少なかった時に地域の中で独自に試験を行い、手話通訳ができる人をその地域限定で認めていました。全国の統一試験を合格した手話通訳者や、手話通訳士と区別し、地域でのみ活動できる手話通訳者を「手話協力員」と呼んでいました。「手話通訳協力者」と呼ぶ地域もあります。 この制度は地域によってまちまちで、ない地域もあります。特に現在は手話通訳は総合支援法の中に「専門性の高い意思疎通支援事業」として位置づけられていますので、手話協力員制度を廃止する地域も増えています。 ③手話講座を修了した人のこと。 手話講座を修了した人のことを手話協力員と呼ぶ地域もあります。地域で行った手話講習会を修了すると、①として通訳活動ができる地域もありました。 しかし現在は市町村の必須事業として手話奉仕員養成講座が行われるようになりましたので、講習会の修了者が手話協力員と呼ばれることは少なってきていると思われます。 もちろん、手話奉仕員は手話通訳として登録することは出来ません。 色々な意味があるので、ややこしくなってしまいますよね。
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