正社員で働いていますが、発達障害であるために障害者手帳3級を取得しました。

Question

正社員で働いていますが、発達障害であるために障害者手帳3級を取得しました。会社にはその旨伝え、障害者枠の雇用にしてくれると言ってくれていますが、よく聞く話では、お給料が下がって助成金が給付されるというのですが、どうなんでしょうか？また、障害物年金は受給できるのでしょうか？

Answer 1

身体で障害厚生年金一級の受給者です。
職業柄、複数の社労士やフィナンシャルプランナーと共に仕事をする機会を持っています。
素人の方より多くの事例を詳細に知る立場にあります。
実例に沿って回答をさせて頂きます。

私も障害者です。
手帳を取得し、会社にきちんと話をされたのは長い目で見れば大変懸命な方法だと思います。
こういうことは隠しておいてばれると最悪です。
相手を詐欺しかけたいたわけですから、言い訳の使用がありません。

さて、お給料については障害者だから下げる、という給与規定を持つ会社はおそらく日本中鉦や太鼓で探してもありません。
しかし現実には違います。
お給料は基本給のみでなく職能給や職務給というようなもので構成されることがほとんどです。
障害を持つことで比較的制約のある人間でもできるセクションンへ異動になったりします。
結果としてお給料のある部分が変化し、トータルで減額になる事は良くあります。
また昇進については正直困難です。

しかし会社に話さずに無理な仕事でミスを連発するよりも長い目で見れば遥かにご自身の利益になります。
多少の減給はあっても安定的な仕事を手に入れられます。

昨年の改正障害者雇用促進法で全ての会社に雇用している障害者へ合理的配慮が義務となりました。
（顧客に対しては努力義務です）
会社が相当の努力をしたうえでないと障害を理由にもはやクビにはできません。

会社にはおそらく助成金は入りません。
障害者を新規雇用した訳ではないからです。
但し一定規模の会社は従業員の２％を目途に障害者を雇わなくてはなりません。
これを法定雇用率を言いますが、これにはカウントできます。

障害年金は手帳とは別の基準ですから別途申請をしてみないと何とも申せません。
せっかくの制度ですからぜひトライすることを強くお勧めします。
しかし手帳と年金は全く別の制度とはいえそもそも基準が異なる身体障害と異なり、精神障害（おそらく戦略として二次障害の精神障害での申請となるのではないかと思います。発達障害そのものでの申請はないことはないですがかなり通りにくいものです。）は手帳と年金は基準がかぶります。
一部制度も連動します。
そして一般的に年金の方がハードルが高いとされます。

ですから手帳三級なら通常は年金三級か不支給の中間位な感じでしょう。
受給できればめっけもの、というくらいの軽い気持ちでチャレンジしてください。
上手く認定されれば月に５万にはなります。
きちんとお仕事は別にあるのですから、お小遣いとしてはかなりおいしいと思います。

ご自身の障害と向き合うのは愉快ではありません。
告白には勇気が必要だったと思います。
しかし理解のある仲間と共に自分らしく仕事ができるなら、これはこれで豊かな人生と言えると思います。
これからの質問者様の明るい未来を障害を持つ仲間として応援しております。
これからも障害に負けずに一緒に頑張っていきましょう。

Answer 2

仕事の内容、配属先が変らければ、給与は同じですよ。
現在の仕事ができないので、郵便物の仕分けなど回されたら、賃金は下がることがあります。
障がい者手帳と、障害年金は、別制度です。
まず、すでに働いているので、発達障害で病院に行った日、厚生年金に入っていたかどうかで分かれます。
厚生年金に入っていた、つまり、会社員の時でしたら、障害年金が出ることも有ります。条件として、すでに仕事しているで、発達障害なので、以前の仕事から外されたとかの理由が必要です。
学生時代に、発達障害と診断されていたら、仕事しているので無理です。
従業員100人以上の事業所でしたら、50人に1人は、障がい者を雇用しなくてはならないと法律に定められていますので、その枠を埋められるので助かります。
仕事の内容は関係ありません。
社長が、障がい者でも構わないのですよ。

Answer 3

在職中の方だと変わりはないように思います。
私は身体の中途障害者ですが既に採用されていると助成金はなく障害者の法定雇用率を満たすだけでした。