キャリアコンサルティング技能検定2級と キャリアコンサルタント試験との違いをまとめてみました。 参考になれば幸いです。 (1)どちらも学科試験と実技試験から成っています。 実技試験は、さらに「論述試験」と 「面接ロールプレイ・口頭試問」から成ります。 (2)学科試験は、どちらも、 四枝択一式・50問・試験時間100分 です。 (3)学科試験の出題範囲はほぼ同じです。 難易度については、「技能検定はキャリアコンサルタント試験の上位」 という位置づけですが、 私が感じる限りでは、 「キャリアコンサルタント試験の学科試験は 技能検定2級より易しい」 とは言えないように思えます。 キャリアコンサルタント試験は、 キャリア・コンサルティング協議会と 日本キャリア開発協会の 2つの試験機関が実施していますが、 学科試験は両機関とも同一問題です。 (4)論述試験は、どちらも記述式ですが、 形式が違います。 技能検定は面接逐語記録を読んで、 キャリアコンサルタントとして見立てた、 相談者の訴え、相談者の問題点、相談の目標、具体的方策を 記述する形式です。 試験時間は60分です。 他方、キャリアコンサルタント試験の論述は、 2つの試験機関により出題形式がやや違っています。 どう違うかは一言では言いにくいので、 過去問題を見て比較してもらえればと思います。 なお、キャリアコンサルタント試験が始まって まだ日が浅いので、論述試験の形式は 今後変わる可能性もあります。 試験時間は、どちらの試験機関も50分です。 (4)面接試験は、技能検定2級では、 面接ロールプレイが20分、その後の口頭試問が10分です。 評価区分は、 「基本的態度」・「関係構築力」・「問題把握力」・ 「具体的展開力」の4項目です。 キャリアコンサルタント試験では、 面接ロールプレイが15分、その後の口頭試問が5分です。 キャリア・コンサルティング協議会の面接試験の 評価項目は、「態度」・「展開」・「自己評価」 の3項目です。 他方、日本キャリア開発協会の面接試験の 評価項目は、「主訴・問題の把握」・「具体的展開」・「傾聴」 の3項目です。
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