解決済み
工業大学の2年生です。靴職人になるにはどうしたら良いでしょうか。親の意向と自分でしたいことが見つからず言われるがままに工業の道を進んでいます。 最近これだと思えるなりたいもの、目標のようなものが見つかりました。それが靴職人になることです。 しかし、ここまで工業の道を歩んで来た手前、どのようにしたら靴職人になる一歩を歩めるかが分からず悩んでいます。大学のお金も馬鹿にならないし、親に迷惑をかけるのは親不孝のなにものでもないですが、ようやく見つけたなりたいものですので、やるなら早い方がいいと思い質問させていただきます。何から始めたら良いか、アドバイスをよろしくお願いします。
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「靴職人」というと、多分、大手の製靴会社に技能職として入るのではなくて、小さな工房で手作りの靴を製作したいのかなと思います。 大手の技能工でも職人的ではあるんですが、それでも大卒ですと管理方面の業務に振り分けられるかも知れませんね。 一方、手作り工房の職人の場合は弟子入りして技術を習得した後独立するのが一般的でしょうね。イタリアやイギリスといった本場で修業するのも夢があって良いですね。 正直、地味な仕事ですよ。センスと熱意を持ち続けないとダメでしょうね。
靴職人、ですが、この「職人」という言葉が曲者です。 靴業界は基本的に分業の固まり。 そのため常時人を求めてはいます。 ただ、それらの人手は「朝から晩まで会社に行ってひたすら単調作業(に見える)仕事」です。このような単調作業(に見える)仕事を繰り返すことで腕があがっていきます。 で、腕があがればさらにこの仕事が続きます。 ここでだいたい2つに別れます。 「更に修練を積んでその作業のプロになり、独立して歩合制で働く」 「型紙作りなどを勉強してより単価が高い仕事で働く」 どちらの道も立派な「職人」です。 この入口に行きたいならば、求人情報で靴工場を探せば東京浅草や大坂西成区、神戸長田区で見つかると思います。 さて、これに対して「お客様の注文を聞いて1足1足作っていく。1足作って10万円~もらうような靴職人」ですが、こちらは山ほどいて、食べていける人間はごく一部です。 食べていけないので上記にあげた仕事を請け負っている人も多いですね。 「お客の注文を聞いて1足10万円~」職人ですが希望者は山ほどいます。 「そう、そういうのやりたいんだ!イタリアとか行けば良いのかな!」という場合はお金がかかります。 「じゃぁ、そういう人に弟子入りすればいいのかな!」 弟子入り、というのは山ほど仕事がある人が格安で若者をこき使い、そのかわりに技術を教える、というシステムです。お客オーダーをきいているような職人さんは「山ほど」は仕事ありません。 「いや、TVでそういうところに弟子入りしている人見たよ!僕もそれがやりたい!」 そういう場合は基本的に無給、もしくはお金を払って働いている場合もあります。 手っ取り早いのは専門学校や浅草の職業訓練校に行くことです。 こちらもお金がかかり地道で長い道のりです。 とりあえずはどの方向の「職人」になりたいのかをお決めください。
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