そもそも海上保安官は、船に乗る仕事という事である意味マイナーな仕事でした。一時、海猿人気で希望者が増えましたが、最近の倍率は公務員専門学校が大きく関わっています。警察官や消防士になりたい若者が公安系というコースに入って、本人の希望に関係なく片っ端から公務員を受けさせられるそうです。そこで、他の公務員試験と似ている船舶運航システム課程に集中するのです。他の課程は、数学や物理、英語の学科試験があるため、大学などの進学希望者以外は受験を敬遠します。航空、海洋科学課程は採用人数が少ないのである程度倍率が高くなるが、情報システム課程は採用人数が多いので倍率が低くなるというわけです。
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