硫黄島は他の陸岸から40海里以上離れていますから、航行区域は限定近海以上が必要です. 航行区域を決める要件は船体の大きさ以外にも、いろいろと条件がありますから、一概にどの位の大きさなら良いとは言えませんけど、国内で一般的に販売されているプレジャーボートは、ほとんどが限定沿海、まれに沿海なので、陸岸から20海里以内しか航行できません. 20トンクラスの船であれば限定近海も可能と思いますけど、構造上の条件があるので、初めから限定近海対応で設計しないと難しいかもしれません. ライフラフトやインマルサットなどの通信設備も必要です. 安価に、ということであれば、近海マグロ漁船などを改造するのも手かもしれません. 資格ですが、24m未満の船舶であれば一級小型船舶操縦士免許で操船できます. ほかに、6級海技士(機関)以上の資格がある人を機関長として乗船させなければなりません.機関長は船長と兼務できません. 通信設備を操作するのに無線従事者の資格が必要ですが、プレジャー用途であれば2級海上特殊無線技士で良いかと思います. 小笠原父島か母島を母港にすれば航行区域が狭くなるので、ある程度要件が緩和されると思います. また、航行区域が限定沿海や沿海の船でも一定の要件を満たせば臨時航行許可を取ることで沿海区域を越えて航行することができます.もちろんこの場合でも、あまり小さな船では許可が出ません. 東京から硫黄島まで1300kmくらいありますから、普通の船なら丸二日くらいはかかります. 時化た場合でも、八丈島を過ぎると避難港は父島か母島しかありませんから、船に十分な堪航性が必要なのはもちろん、乗組員も荒天時の経験がないと危ないですね. なお、帆船(ヨット)であれば航行区域は遠洋も可能ですし、乗組員も一人で良いです.
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