個人的な感覚ですが、 CCNP<実績<CCIE だと思います。 資格持ってても実践にいかせなければ意味が無いため、 資格なんてたいして役に立たないという声はよくききます。 その通りだと思いますが、CCIEは例外です、 CCIEは取るのに、あり得ないほどの勉強と覚悟が必要です。 あれだけ膨大な知識と、プロトコルに対する深い理解が求められて ありとあらゆる機能をつかってラボ試験に臨むわけです。 夢の中でもコマンドを打つほどで、もはやCISCOへの愛情で 動いているような人種です(笑) それだけのことができる人間は、どう考えても実践でも活躍できますよ。 (コミュニケーションがとれないとか、人間的なところはおいときます) あとCCIEの勉強をすると圧倒的にトラブルシュートの力がつきます。 「あ、これCCIEのテキストで見たやつだ!」なみにです。 感覚的になんのコマンド打てばいいかわかるので 体が勝手にコマンド打ち始めるかんじです(これ本当です) 実績なんて適当にやっても、まぁそれなりにつめるんですよね。 CCIEは適当にやっても絶対にとれませんし、 そこにいたるまで非常に大きな覚悟が必要なことを 業界の人間ならみんな知っています。 資格のもつ圧倒的なブランド力と、 その資格を得るまでに費やした努力と情熱、 得られた膨大な知識とトラブルシュート能力は 多分生半可な実績で超えることは不可能です。 (もちろん結構な年齢になってそうとうな実績を積めば話は別ですが、 あくまでキャリアアップとしてであれば、たぶんこうでしょう。)
資格が役に立つのは 信頼関係の無い相手とのやり取りの時だけですね。 慕ってくれている相手に 「この紋所が目に入らぬか!」は意味がないので。 ネットワークエンジニアといっても 色々ありますし、キャリアアップして自分がどうなりたいのか? が重要かと思います。 高校生が 将来どんな仕事に就きたいのかを考えて大学を選ぶ というのと似てるよな気もします。 ある程度、業界で有名人になれば別に資格など無くても仕事は断らなければ過労死するくらい降ってきますし、転職もさほど難しくありません。 幅広い視点、鋭い考察力、面白い人生経験、会話の上手さ、楽しくお酒を呑ませる方法、信頼のおける誠実さ、これらを用いて作った人脈 ・・・等々これ以外にもいろいろありますが、人間としての魅力と人脈もキャリアアップには欠かせません。 将来的にNWエンジニアが不要になったり、軽視され超安月給でしか雇ってもらえない世界が来るかもしれませんが (一瞬でトラブルシュートを行うソフトウェアが先日発表されNewsになっていましたし。) 現実的に目の前のできる事からやっていくという意味では ・将来をそれに賭け1つの事を極めるべく切磋琢磨する(例えばCCIE) ・もっと広い視点で L7SW、 セキュリティ機器、サーバ、伝送装置 AS管理者 等 全ての関連するものに強くなる のどちらか になるのではないでしょうか。
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