日本という国は、経済を取ったらただの後進国だから、とりわけ芸術で身を立てるというのは厳しい。 ヨーロッパやアメリカではたいしてお金持ちで無くたって、家中の部屋のあちこちに絵を飾ってあるのが普通だが、この国では見るからに豪邸と思われる家に行っても玄関先に絵が飾ってあれば良い方という有様だ。全く何も無いという方が圧倒的多数だ。 日本人にとっては、美術品は投資の対象であって、お金儲けに関係ない物には誰も見向きもしないという悲惨な国なのだ。言うまでもなく、美術品は本来飾って楽しむための物なのに、この国では美術品は貸金庫に預けておく物だと思っているものが殆どなのだ。 このような精神が途上国並の国で、美大を出たと言うことでは就職先は殆ど無いに近い。美大を卒業する若者は毎年大変な数に上るというのに、そうした人を受け入れる素地がそもそも殆ど無いという国だから。
年齢は? 入学した後じゃなく、卒業した後だろ・・・ 既に退職年齢だったら、どこも雇ってはくれないね
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大学のレベルと、年齢と、学科によります。 ・ある程度以上のレベルの美芸大で、さらにデザインか建築関係の学科 ・卒業時25歳くらいまで ・都市部 上記の条件がそろっていれば、何かしらの就職はできる可能性が高いです。 でも、どれか欠けると厳しくなると思います。 質問者様が今何歳か不明ですが、もし今まで美大受験用の勉強をしたことがなければ、準備に1~2年かかります。 その間、美大用予備校に通う必要があります。 また、勉強がかなり得意でない限りは、勉強の予備校にも通った方がいいでしょう。 大学が四年間と考えて、スムーズに行ったとしても、卒業は5,6年後になります。 なので、今20歳くらいならギリありかなと思いますが、それ以上の年齢だとおすすめできないです。 あと、お金は大丈夫でしょうか。 1~2年間美大用予備校に通うお金が100~200万くらい、 勉強の予備校に通うお金も多分100万くらいはかかるのでは。 学費が、私立美芸大なら800万以上。画材費など入れたら多分もっと。 国公立なら500万くらいですむのかな。 予備校に通わなくてもすむようなAOとか、実技がない小論文だけみたいな美芸大はおすすめしません。 基礎力もないのに美芸大にいっても、授業についていけませんから。 なので、国公立でも700~800万くらい、私立なら1000万以上は準備が必要かと思います。 そのお金を今すぐ用意できることも、上記の条件に追加になります。 今から貯めるのは、卒業時の年齢が上がってしまうのでやめた方がいいです。奨学金もやめた方がいいと思います。 美術系の就職は決してよくはないです。「何かしらの就職」というだけのことで、デザイン系の多くはブラック会社なので、長続きできないことも多いし。 まあ、元がとれる可能性はあまり高くないですね・・・。美芸大は・・・。
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