解決済み
大手、中堅、他業種兼業、後発品、派遣、外資などによって条件は様々です。 報酬面で最も良いのが国内大手、外資で次が国内中堅→他業種兼業(明治や帝人など)→MR派遣会社→後発品の順でしょうか。 報酬は外資の多くは年俸制で国内メーカーは給与と賞与ですが、年収は最も高い国内大手、外資で業績にもよりますが、入社3年目で好業績だと600~650万円くらいでしょうか。 課長(リーダー)クラス(35~40歳)で1300~1500万前後、役職無しの35~40歳で1000~1200万前後、営業所長クラスで1700~2000万前後、支店長(部長)クラスで2500~3000万前後ではないでしょうか。 金融、証券、マスコミ(TV含む)、大手コンサル、一部のITなどに比べれば低いですが、日本の業界の中では年収は高水準な業界だと思います。 あくまでも会社の業績や個人の成績にもリンクしますので、会社の業績が悪ければ下方にぶれますし、好業績が続けば上ぶれするという感じです。 出世は本人の努力次第です。 挑戦的な仕事でハイパフォーマンスを続けてマネジメント能力も高ければ出世するでしょうし、人並み以下のパフォーマンスでは低迷すると言うのはどの業界も同じです。 経営幹部(役員)まで上り詰める人は少ないですが、営業所長クラスまでなら多くの人が到達しますし、その中から一部の人は支店長(部長)までいくでしょう。 福利厚生は正に会社によってバラバラですが、年収とのバランスもあるので福利厚生を含めた年収という見方の方が比較し易いと思います。 扶養手当、家賃補助、転勤に伴う支度料の支給、単身赴任手当て、帰宅交通費(単身赴任者用)、外勤旅費などが支給されます。 MRは会社の中では会社の業績を左右する第一線担当者ですから大きな期待と責任感を求められる職種で、社内では大事にされていると思います。 良くも悪くも働く時間の管理は殆ど全て自己管理(入社1,2年目を除く)ですから、働きたい人は何時までも、そうでない人はそれなりに、或いはその日によって勤務時間を変える事も任せられています。(そうはいっても昔みたいな夜討ち朝駆けは流石に出来ない時代ですし、社内での残業も減らす様に指導されますので深夜まで会社に残る事も少なくなって来たと思います) 広い意味での裁量労働制ですから働く時間やパターンを自分で決められるのは良い所です。(もちろん業績が伴わなければ指導はされるでしょうが) なので殆どのMRは例え長時間働いていてもそれが苦痛だと感じている人は少ないと思います。(何故なら強制されているのでは無く自分で決めているのですから) 有給休暇は基本的に自由に取れますが、あまり取らない人が多いので労働基準局からの指導もあり、年間の有給をなるべく計画的に消化する様に言われる時代です。 GWと盆正月は纏まった連休が取れますので、休み無く働いているという意識は殆どの人は持っていないでしょう。 会社の規模に関わらず全国転勤が基本ですので、それが耐えられない人には不向きです。 何処に何年居られるのか自分ではコントロール出来ないので、例えば家を買おうと思うと何時何処で買おうかという事に悩む人は多いと思います。 子供が中学、高校生になれば単身赴任も経験する事になる可能性は高いと思います。 良い事か悪い事かは分かりませんが、医療関係者への接待行為は原則禁止されていますので夜遅くまで仕事で飲み歩いたり、休日にゴルフや釣りに行く事は以前と比べるとかなり少なくなっています。 その分、医師と懇意になる機会が減っているとも言え、病院での面会のみで信頼関係を築く必要があるので、現在の様な訪問規制が厳しい病院が増えてきた状況では満足の行く活動が出来難いというジレンマを抱えたMRは多いと思います。 訪問時間は週2回16時~18時迄、医局の前の廊下だけとかいう病院も珍しくありませんので、そこで各社のMRが20人位並んで待っていて通りかかる忙しそうな医師を捕まえて話を聞いてもらわなければいけない訳ですのでかなりメンタルが強くないとこれで落ち込みますよ。 慣れてきて医師との信頼関係が築けてくればアポイントを貰って個別に面会出来る機会も増えます(アポがあれば訪問時間、場所が指定以外でも許可する病院は多いです)ので、仕事の効率は良くなると思います。 そう出来る様になるかどうかも本人の努力と工夫次第です。 逆に言うと昔みたいに深夜まで病院に入り浸っているという行為は出来なくなりましたので、大概は18時から19時には病院を退出します。 開業医担当なら受付で面会の依頼をして許可が貰えればマンツーマンで話が出来るので、その点は楽です。(但し医師が時間を作ってでも会いたいと思えるMRでないと受付で断られる事もありますのでその点は本人次第です) どんな世界でも同じですが、やはり負けず嫌いな人が成功する傾向でしょう。 但し、医薬品と言う生命関連の製品を扱っていますので高い倫理観が求められるのは当然です。 昔に比べるとその辺の意識は強くなって来ていますが、やはりまだ中堅以下や外資系のMRは倫理観が低い人も散見されます。 外資系は表向きは企業倫理に厳しい様な事を言っていますが、蓋を開ければ業績至上主義が透けて見えますので特に若いMRにはそういう部分が見えてしまうので、業界全体のMRの質はまだまだだなと思う事もあります。 この当たりは個人の資質による部分もあるので一概に外資はと一括りにするのはどうかと思いますが、あくまでも私個人の印象という程度に理解して下さい。 他にも聞きたい事があると思いますが、思い付くまでに書いてみましたのでご参考になれば幸いです。
なるほど:1
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