解決済み
消防学校について質問です。 将来救急救命士になりたい方がいて調べてみた所 「高校卒業後に『救急救命士養成所』で2年間学ぶことで、国家試験の受験資格が得られます。」 と書いてありました。救急救命士養成所のことについて調べてみた所消防学校の学校施設の1つとしてあるということが分かりました。 そこで疑問に思ったのが救急救命士志望の方も消防学校で救命以外の事(消火活動など)も学び それと平行して救急救命士養成所に通うということでしょうか。 また、救急救命士志望で消防学校に進学した祭の訓練、養成内容を教えてください。お願いします。
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まず「救急救命士法」というものを読んでください。 救急救命士の国家試験の受験資格を得るには、ざっくりと言うと ・高卒後、救急救命士の受験資格を得るための養成所(事実上、専門学校。期間は2年)を修了する ・大学、高専などで、国が定める科目を大学では1年以上、高専では4年以上履修し、救急救命士養成所で1年以上教育訓練を受ける ・大学で、救急救命士用の学部・学科でなくても、厚生労働省が定める科目を履修する ・消防の救急隊員として一定の実務経験を積み、その後、救急救命士養成所に1年(養成所によっては半年)以上、教育訓練を受ける ということになります。 消防学校では、大抵は朝9時から夕方4時頃まで、座学(教室で椅子に座って講義を受ける)と実科訓練(現場活動に必要な訓練)をします。 ですから、消防学校の教育訓練を受けながら救急救命士の勉強などする時間はありません。 また、消防に採用されてから救急隊員になるには「救急科(救急課程)」を修了せねばならず、これは最低250時間のカリキュラムをこなさねばなりません。 つまり、1日7時間の授業があるとしても、およそ1ヶ月半かかるわけです。 これに、実務経験を重ねて養成課程に行ける条件を満たしてから、養成所に入ります。 それと、消防学校にある養成所は、消防職員用のもので、部外の人が通うための施設ではありません。 消防学校では、本人の希望に関わらず、一律に同じ内容の教育訓練を受けます。 警防隊(消防隊)や救急隊、救助隊などに乗組む際に必要な最低限度の知識、技能を学んだり、消防行政に関する法令(地方自治法、地方公務員法、消防法など)、消防車の構造や放水の際のポンプの取扱い、危険物や毒劇物、放射性物質に関する知識、救急課程とは別に、救急の簡単な知識(応急救護など)、水災や震災などの自然災害についての知識や対処法など、様々です。 これらを半年間かけて勉強します。 通常は、この半年で学校を卒業し、消防署にはいぞくされますが、都道府県や政令指定都市によっては、さらに半年間かけて救急科や救助科、予防科などを受講させるところもあります。 で、消防学校というのは「入学試験を受けて入る専門学校」ではありません。 消防吏員として採用された後に、最低限度の勉強をするところです。 ですから、消防学校の生徒(初任教育生といいます)でも「消防士」という階級が与えられ、給料も支払われます。 授業料を払って、授業中に居眠っていてもいいような専門学校や大学ではありません。教育・訓練を受けることが「仕事」なのですよ。
救命士になるには高校卒業後に専門学校や大学で学ぶ方法と消防士として採用された後救急隊員として経験を積んで救命士の研修所(上記の専門学校とは別で6ヶ月程度)に派遣されるパターンがあります。恐らくこの2つを混同されていると思います。 どちらの場合も国家試験に合格しなければなりません。 消防学校は消防士として採用された職員が消防士としての基礎を学ぶ職業訓練校のようなところで、自分の意思で進学するものではありません。仮に既に救命士であってもカリキュラムに差はありません。
まず、消防学校は「進学」という扱いではありません。 公務員試験に合格した人がいく、訓練施設です。 救急救命士については、消防に入ってからは、最初は消防隊員として働き、その後希望すれば救急隊として働く事になります。 そこで救急隊員としての経験を積み、試験を受けて、救急救命士の養成所へようやく行くことができるのです。
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