出版社勤務後、フリーで校正をしていました。 基本、出版関係は本が大好きで、寝る間も惜しんで 本を読むような人でないと編集や校閲は務まりません。 勤務中はずっと原稿やゲラを読んでいるんですから。 それでも、帰りの電車で本を読みながら帰る。 特に、石原さとみのように単行本を扱う場合、 全体を把握しながら読まねばならないので、読書しない人 には無理です。 ドラマでは彼女の記憶力のよさでそこをカバーしている ように描いてますが、実はこの全体を俯瞰しつつ 校閲するのは高度なテクニックで初心者には難しいこと。 さっき「初めて」と書いていたのに、違うページでは 「はじめて」となってた。なんてどうでもいいこと のようですが、単行本は表記の統一が必要で どちらかに統一します。 内容から表記からさまざまなことに注意しながら 校閲するのは神経の集中が必要ですが、他の人が 見ると、また違う点を指摘します。 単行本をひとりで校閲というのは人手不足すぎます。 ドラマでもでてきましたが、初校と再校で人を 換えたり、一回に二人かけたりします。 新人一人は冒険すぎます。 表紙の誤植とか、小さいところじゃ、会社傾いちゃいます。
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