解決済み
助けてください。現在大学4年で、工学系の大学に通っております。将来はアニメ監督になることを夢見て、アニメ制作会社に制作進行として39社ほどエントリーをして、その内の10社ほど面接を受けました。ところが、どの会社も面接を受ける度に必ず落ちてしまいました。 自己PRではどの会社も、「私には二つの強みがあります。一つ目は冷静沈着な性格です。大学では授業の課題としてアニメ作品を3回ほど制作したことがあり、その内の2回は、作画・演出・編集を1人で担当しました。最初の2回は重視していましたので、スケジュールに追われ、大幅な遅れが生じてしまい、大変な想いをしました。そのような状況下でも、平静を崩すことなく制作に取り掛かることが出来ました。二つ目はポジティブな姿勢になれることです。私は落ち込むような失敗をしたときや苦しいときは、目の前の物事を良い方に解釈することで、精神のコントロールをし、立ち直ることができます。私が高校時代の頃、大学受験の際に、最初に受けた大学に落ちてしまったときら『また次の大学で頑張ろう。』と、ポジティブに考えることができました。無論、仕事で失敗を重ねるつもりはありませんが、負の感情に押し潰されることなく、前向きな姿勢でいられます。」と答えました。 志望動機は、「御社が制作した〇〇(作品名)を視聴したことがきっかけです。私が高校生の頃、大学受験で行き詰まった際に、御社が制作した○○(作品名)を視聴し、自分に自信が持ち、受験に成功しました。そんな御社に恩返しをしたいと思い、入社を希望します。」と答えました。 アニメ業界に入る理由は、「中学の頃、自分に自信が無かった私は、勇者王ガオガイガーを視聴しました。濃厚な設定、戦闘用だけではなく救助用や諜報用などの数々の役割を持ったロボット達、本格的な連続劇、ストーリーに関わる謎を伏線として張り巡らせるといった本作の魅力に惹かれ、娯楽の一つとしか見なかったアニメに感動し、生きる意欲をもらいました。多くの人に元気を与えたいと思い、アニメ業界を志望しました。」と答えました。 こんなに素晴らしい回答にも関わらず、どの面接も落ちてしまいました。就職課や元アニメ演出家の講師からはこの回答に対して、問題ないと言われました。どうすれば制作進行として、面接に受かるのですか?教えてください。
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私もある出版社で長く採用の面接に携わって来た者です。 端的に言えば、あなた様の自己PRはアニメ制作会社を志望する者であれば大抵の人が用意できる志望理由ですよね。他の方々との特別な差はどこにも感じられません。アニメにちょっと詳しい者であれば少々詳細な説明も出来ると思います。 でもね、アニメ制作会社といっても企業なんです。言葉は悪いですが、結果的には「儲け」なくてはなりません。少しましな表現でいえば「優秀な作品」を求めている訳です。興行的に儲けはしなくても、作品的に評価されればそれでも良い訳ですよね。 ですから、あなた様の自己PRには、その為に自分がどんな貢献が出来るのかと言う個人的・具体的なアピールがどこにもないんです。「絵が描ける」でも良いでしょう。「音を拾ってくる」でも良いと思います。今はCGも一つの構成技術ですから、その技術なら誰にも負けないと言うことでも良いと思います。 「私はこのことをもって御社に貢献できるので就職を希望しています」と言うのが面接の第一番の決め手になります。 私の会社のグループ会社にテレビ局がありますが、ある年巨漢が応募してきました。大学はそれほどレベルの高い大学ではありません。彼はそれでも書類審査や筆記試験は無事突破し、一次・二次、さらに最終面接まで突破して無事就職を果たしました。彼が言い続けたのは、「自分は人の3倍・4倍の荷物を背負って世界中どこでもロケに行く事ができます。アマゾンでもアフリカでもエベレストでも、どんな荷物でも運びますから連れて行って下さい」のただ一点です。本当にブルドーザーみたいな男で、わが社にも応募していたのですが、むしろテレビ局向きだろうと言うことで、あちらに譲った次第です。その後何年間か極限地の番組となると、彼が端っこにチラチラと見え隠れするので「ちゃんと役割を果たしているじゃん」とばかりにケタケタと笑っていたものです。
会社は学校ではないため、頑張りよりも結果を求めるのだと思います。 「平静を崩すことなく制作に取り掛かることが出来ました」 「前向きな姿勢でいられます」 これだけだと、結果には繋がったかどうかわかりません。 遅れを取り戻し、期日に間に合わせる事ができたのなら、それに付随する具体的なエピソードを語るとか、『また次の大学で頑張ろう』で終わらせるのではなく、前向きにどんな風に頑張って大学に入れたなど、努力が結果に繋がったという点をアピールした方が良いのではないでしょうか? また、志望動機もぼんやりしていて、どこの作品にも同じことを言っているんだろうな、と想像できてしまいますし、アニメ業界に入る理由も「生きる意欲」なんて書いてしまうと、話が大き過ぎて飾り過ぎに感じます。 他の方も仰る通り、どこに対しても使える作られた理由にしか見えません。 変な事を書いている訳では無く、PR文や志望動機として、それらしい文章ですが、特別何かが伝わってくるものでもありません。 一般企業であれば、平均点な答えとして、受かるのかもしれませんが、制作という分野になると、難しいのだと思います。 また、「こんなに素晴らしい回答にも関わらず」と仰いますが、その姿勢が問題なのかもしれません。 きちんとやっているのに、何故合格させないんだ?、という感じを受けました。 あなたは今まで優秀だったのだと思います。 ですが、そのせいで少々自信過多になっているのかもしれませんか? アニメ監督になった未来しか想像していないのではないですか? まずは、その会社に入って、何をどう頑張れるのか、それをアピールしなければ、会社はあなたを取らないと思います。 もしあなたが社長をしてるとして、「別にあなたの会社じゃなくてもいいけど、とりあえず業界に入りたいので、会社に入れてください」と言う若者が来たら、共に働きたいと思いますか? 人事部は、今までかなり多くの人を見ています、このくらいの本音は直ぐに見抜かれますよ。 就職課や元アニメ演出家の講師さんが「問題ない」と言ったとしても、10社落ちている事実が何を指しているのか、その事をもう一度考えてみてはいかがでしょう。
造られた受け答えにしか聞こえないですね。
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